ヒト型ロボット「ペッパー」がHSBC銀行に就職!?

ロボットの「ペッパー」が、HSBC銀行のニューヨークシティ旗艦店で新しい仕事を見つけました。

といっても窓口係ではありません。その代わり、顧客との関係を深めることが得意なこのロボットの役割は「支店業務を円滑に進めたり、お客様を楽しませる」ことにあると、HSBCのリテール・バンキング部門のトップであるパブロ・サンチェス氏はペッパーの役職就任に関するプレスリリースで述べています

読者の皆さんの中には、ソフトバンク・ロボティクスが開発したヒト型ロボットのペッパーに、HSBC以外の職場で会った方もおられるでしょう。ペッパーは、ショッピングモールや空港といった場所でもすでに仕事を見つけており、そのほとんどが顧客の質問に答えたり、操作を手伝ったりするなど、ちょっとした出迎え役といったところです。また、顧客との自撮りに応じたり、記念撮影用にポーズを取ったりすることもあります。

もちろんHSBCの「未来型支店」では、ペッパーとの自撮りも自行の顧客へのサービスとして提供されます。しかし、このロボットの役目は写真アプリの被写体になるだけではありません。ペッパーが初歩的な顧客対応業務の負担を減らしてくれる分、人間の銀行スタッフは、サポートが必要な来店客との間でより踏み込んだ会話を交わせるようになるのです。

(ペッパーからのツイート)

5番街452の支店で、@jbapexをはじめHSBCチームのスタッフと共に働けることをとても楽しみにしています。@SB_RoboticsHSBCの提携を通じて、私は、HSBCのスタッフがお客様とより深く関わり、サポートすることができるよう頑張るつもりです! #MeetPepper #HSBCat452 pic.twitter.com/3nulvixQ2V

— HSBC US (@HSBC_US) 2018年6月27日

HSBC銀行の旗艦店にペッパーを迎え、われわれはいくつかの注目すべき『業界初』に挑戦します。それは、米国の一般消費者向け銀行で初めてペッパーを導入すること。ニューヨークシティでペッパーが顧客をサポートする初めての機会を設けること。そして、ロボットが銀行の顧客との間で、会話によるやりとりを初めて行うということです」と、ソフトバンク・ロボティクスの最高戦略責任者であるスティーブ・カーリン氏は説明します。「人を助け、人間の同僚と共に働くヒト型ロボットは、もはやポップカルチャーやSFの世界の中だけに押し込められているアイデアではありません。ペッパーは、HSBC銀行の顧客に現実的な恩恵をもたらしてくれるのです。」

しかし、これは「今後数か月以内に展開していく、HSBCの支店銀行における顧客体験改革のための、より広いビジョンの一部に過ぎません」と同行は述べています。ペッパーに関するHSBCのプロジェクトは、まだ始まったばかりなのです。

 

この記事はFORTUNE向けにEmily Priceが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願い致します。