次にデジタルディスラプションが起きる7つの領域とは?

この数年間、テクノロジーがいくつかの業界に良い方向へと恒久的な変化をもたらしました。それは現在、私たちが移動時に地図を利用する方法を見てもわかります。かつては目的地を見つけるのにページを次々とめくる必要がありましたが、今ではとても簡単にすばやく見つけられる、最速、最短、さらには無料の手段を利用できます。迎えのタクシーを呼ぶのに電話をかける必要も、乗車場所や行先を伝える必要さえありません。LyftやUberといった、テクノロジーによって創造的破壊を進める「デジタルディスラプター」のおかげで、輸送業界に恒久的な変革がもたらされました。

急激な指数関数的成長と急速な進化を遂げる現代の世界で、テクノロジー改革とデジタルディスラプターはほぼあらゆる場所に存在し、世界のあちこちから出現します。注目すべき次の大きな創造的破壊とは何でしょうか。さまざまなメディアで大きく取り上げられている自動車業界を除いて、本稿では近々デジタルディスラプターの手で激変が起こることが予想される業界をいくつかご紹介します。

1. 仮想現実

仮想現実(VR)と言えば、おそらくゲームやテレビが真っ先に思い浮かぶでしょう。もちろん現時点ではこれらが仮想現実の用途として最も一般的かもしれませんが、このテクノロジーの研究開発には多額の投資が行われています。今後、仮想現実を使ったシミュレーションによって、仮想空間でのツアー、観光、テレビ会議、さらには学習や開発といった分野にセンセーションが巻き起こることが期待されます。

2. 専門サービス

近頃、AIとブロックチェーンが企業の法務や会計、その他サポート部門の領域に影響を及ぼすようになってきました。イノベーションが進むにつれて、間もなく専門サービス業界で従来人間が行ってきた業務のほとんどがコンピューターによって行われるようになるでしょう。たとえば、旅行を手配するのに旅行代理店を利用するか、それともAIベースのアプリやWebサイトを利用するかを考えてみてください。今後、この業界の企業は助言やコンサルタントを提供する方向に向かうことになるでしょう。

3. ブロックチェーン

先述のとおり、近年、ブロックチェーンテクノロジーによって私たちのインターネットの使い方が変化してきました。ブロックチェーンは、より透明性の高い効率的なデータ転送手段です。個人情報が頻繁に話題に上り、企業でビッグデータが利用されるなか、ブロックチェーンの重要性がますます高まっています。ブロックチェーンは、最終的にインターネットの仲介者を追いやり、P2P共有ネットワークの普及を促進するデジタルディスラプターとなる可能性があります。

4. エクスペリエンシャルマーケティング

顧客ロイヤルティやブランドロイヤルティ、ハイパーターゲティングによるマーケティングといった戦略はことごとく使い尽くされました。現在多くの企業が、顧客やオーディエンスと本当の意味で関わるには、購入の義務から体験そのものへと重点を移す必要があることを知っています。要するに、人々が共有して話題にできるオンラインプレゼンスやオンラインエンゲージメント戦略、オンライン記事によって、エクスペリエンシャルマーケティングを当面のデジタル現象に変えることです。

5. 拡張知能

デジタル世界と物理的世界をつなぐ拡張知能が、消費者体験の変革における最大の促進剤になることが予想されます。顧客が拡張されたデジタルナレッジを使って新たなショッピング方法を体験する一方で、小売ブランドはその利点を大いに活かして、オンライン販売と店頭販売をサポートするようになるでしょう。

6. 医療

消費者体験の信頼性と牽引力が増すとともに、「心地よい体験」を大きく奪われる医療業界でもデジタルによる創造的破壊を大いに経験することでしょう。デジタルディスラプターは消費者体験の快適さ、情報量、スピードを向上させながら、この業界にゆっくりと進出しつつあります。ただし、この流れはまだまだ続きます。

7. 製造

製造業の影響力は常に強力です。消費者が手にする商品や、連絡手段、楽しみや喜びを得る方法――つまりは消費者の生活のあり方に影響を及ぼしています。製造業で見られるテクノロジーの進化を考えると、今後数年間で消費者にもたらされる恩恵が楽しみです。

デジタルディスラプターは考え得るあらゆる業界に進出しています。あなたがまだ気付いていなくても、誰かはもう気付いていて、それに伴う変化がもうすぐ見られるようになるでしょう。

この記事は元々Paul Keijzerのサイトに掲載されたものです。

メイン画像: mohamed_hassan / Pixabay

この記事はBusiness2CommunityのPaul Keijzerが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願い致します。