AIは企業の求人に、どのような影響を与えるのか?

求人において、2017年は間違いなくAIの年でした。

そして、採用担当者もそのことに前向きになっています。ジョブバイト社が最近実施した調査では、採用担当者の50%近くが業務へのAIの影響について肯定的に捉えているのに対し、AIが悪影響を及ぼすと考える採用担当者はわずか7%にとどまりました。

では、2018年はどうでしょうか。引き続きAIと自動化が求人における主要なテーマとなることが予想されます。

2017年を通じて、採用担当チームの多くが、AIや機械学習、自然言語処理の概念について理解を深めてきました。一方、2018年は、求人ライフサイクル全体でAI機能の成熟と主流化が見られるでしょう。

以下は、2018年のAIと求人に関する筆者の3大予測です。

1. 「~専用AI」という具体的な求人機能が主流になる

2018年には、採用担当者が特定の問題を解決するためにAIを利用する方法を理解しはじめ、「求人用AI」というように大雑把な括りではなく、より具体的な「ソーシング専用AI」や「選考専用AI」といったものへの移行が見られるようになるでしょう。

AIの既存ソリューションへの融合も進み、応募者のトラッキングを行うATS、顧客管理のためのCRM、あるいは、人材管理を目的とするHRMの各領域で提供されるようになります。そして、これまで人材獲得のプロが求人用ソフトウェアツールを領域ごとに選んできたように、分野別のAIは最も優れた追加導入アイテムとなるのです。

2. 「モバイルフレンドリー」な求人のためにチャットボットが必須となる

求人ではこれまで多くのトレンドや流行が見られましたが、そのいくつかは現在の主流となり、すでに定着しています。主流となった最近の大きなトレンドとしては、求人サイトや求職用アプリの「モバイルフレンドリー」化が挙げられるでしょう。

つまり、求職プロセスが、応募者と採用担当者の双方にとってモバイルデバイスからアクセスしやすいものでなければ、同業者に後れを取っており、刷新が必要といえるのです。

2018年には、AIベースのチャットボットで応募者の事前選考や事前評価を行うことが、新しい「モバイルフレンドリー」化の象徴になると予想されます。

実際にも、応募プロセスの改善と大幅な効率化につながる求人チャットボットは、非常に大きな注目を集めるようになりました。

アレジス社の調査によれば、応募者の66%がチャットボットとのやりとりを快適だと感じていることから、導入の機は熟したと考えられます。

3. 求人プロセスの上流でAIが活用されるようになる

現在のAI機能は、ソーシング、選考、応募者への最初の働きかけといった、求人の初期段階に重点を置いたものです。

しかし2018年には、新人研修やトレーニングなどの採用後の活動を支援するため、求人プロセスの上流でAIがより多く活用されるようになるでしょう。

AIは、膨大なデータを活用して、助言や提案をより正確に行うことができます。つまり、AIを新人研修や学習の管理システムに統合すれば、新入社員のスキルや知識、それまでの経験に基づいてカスタマイズされたプログラムを提供できるようになるということなのです。

この記事はもともとIdealに掲載されたものです。

この記事はBusiness2CommunityのJi-A Minが執筆し、NewsCredパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせはlegal@newscred.comにお願い致します。