ビームスで実証実験、光とスマホで生み出す新しい「家族写真」

直感的かつ便利で新しい情報取得スタイルを体感

家庭の電球、街角のイルミネーション・・・LED照明は、私たちの生活に欠かせないものの一つです。LEDとは発光ダイオードのこと。「低消費電力」「長寿命」といった特徴を持ち、現在では照明器具の主力光源となっています。2014年に赤崎勇教授、天野浩教授、中村修二教授がLEDの発明と実用化でノーベル物理学賞を授与したことは、記憶に新しいところです。

このLEDを応用したコンテンツ配信サービス「FlowSign Light」(フローサインライト)は、可視光線に情報を埋め込み、ユーザーをリンク先へ誘導するもので、富士通研究所が開発した技術が元になっています。

使い方は簡単。情報を埋め込んだ光に照らされた対象物に、スマートフォンをかざすだけ。情報が掲載された関連したサイトに直接つながり、サイト上のサービスが利用できます。URLを入力するなどの手間もいらず、直感的、かつ便利な新しい情報取得スタイルを体感できます。(注1)

(注1)利用には専用アプリのダウンロードが必要です。

フォトフレームとともに写真撮影が可能に

このたび富士通は、様々なファッションブランドを展開するビームスと共同で、「FlowSign Light」の実証実験を、「ビームス アウトレット 木更津」「ビームス アウトレット 入間」において行いました。(実施期間:2017年6月12日~6月30日)

今回実施したのは、ビームスが主催する家族向けイベント「Let’s go out with Family」です。「家族のおでかけ」をテーマに全国から募集した子供が描いた絵を展示するスペースに、「FlowSign Light」専用のLED照明を設置。来店客がカメラ機能を起動し、イベントスペースにカメラをかざすと、「光」に埋め込まれたID情報が紐づき、ビームスのオリジナルフォトフレーム入りの写真撮影ができます(注2)。

(注2)フォトフレームは印刷業務や販促支援を展開している株式会社アスコンがデザイン。

サービスの全体イメージ

モノや照明からネットにつながる新たな生活スタイル

「FlowSign Light」を応用することにより、今回のような店舗内でのサービスだけでなく、将来的には街灯を使っての道案内、交通情報の提供、美術館・博物館・観光スポットでの動画配信、ライブ会場での楽曲のダウンロード、店舗でのクーポン配信など、幅広い楽しみ方の実現が考えられます。

富士通では、以前よりビームスと共同でRFIDを活用した実証実験などを行っており、今後も共同でサービスの向上を目指します。今後も、「FlowSign Light」の利用拡大に向け、「ありとあらゆるモノや照明からネットにつながる新たな生活スタイルのご提案」を目指していきます。