異業種連携の実現で「水ビジネス」を変える

【メタウォーター様導入事例】

ライフラインの上下水道が持つ課題にIoTデータを活用

上下水道は人々の命を支える最重要のライフラインです。
しかし、少子高齢化による需要の減少や経済成長期に作られた水道設備の老朽化の進行に加えて、熟練技術者が次々と定年退職していくなかで、業務を遂行するためのナレッジやノウハウをどう引き継ぐかも重要なテーマとなっています。

水と環境に関わるプラントエンジニアリングとサービスソリューションを提供しているメタウォーターは、上下水道事業者が抱える課題を解決するために、情報プラットフォーム「ウォータービジネスクラウド(WBC)」をスタート。合併による広域化と民間活力を利用する包括化を進めました。

WBC上で提供する「保守点検システム」は、タブレットPCと拡張現実(AR)技術を組み合わせ、装置の稼働状況や水位/流量の計測値をIoTデータとして蓄積。熟練技術者の持つナレッジの伝承と業務効率化を容易に行えるようにしました。

異業種間連携を促進してAI分析も可能に

さらに、お客様の経営課題に対する答を出すためには、収集・蓄積したIoTデータをBIや人工知能での分析が不可欠となるので、分析ソリューションを持つICT企業との間でデータやコンテンツをソフトウェア開発なしに連携できるようにする必要がありました。

そこで、さまざまなWebサービスのAPIを管理・公開するための統合APIプラットフォームをもつ富士通のクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service K5」に乗り換えることを決断。顧客が必要としている機能を迅速に提供できるようになりました。

情報は皆のもの 囲ってはならない

今後は、分析によって得られた情報を様々な異業種の方たちに提供し、水と環境のビジネスに明るい未来を描いてもらうことを目指して、K5クラウド上で稼働するWBCを情報プラットフォームとしてさらに発展・拡張させていきます。

メタウォーター様が取り組んだ課題と効果

  • 異業種とも連携できる情報プラットフォームを構築したい
    WebサービスAPIの管理・公開により異業種との連携が可能に
  • 災害・障害時にいち早く復旧できるシステムを構築したい
    本番系と待機系を東西に分けたシステム構成でDR対策を推進
  • 自社開発ソフトをIaaS上で稼働する手法から脱却したい
    PaaS型サービスを活用する開発方式で工数・期間を削減