このページの本文へ移動

富士通

サイト内検索
サイト内検索 閉じる

セキュリティ人材不足を解消する育成のヒントとは

富士通社内実践事例

サイバー攻撃による事件が相次ぐ中、対処するセキュリティ技術者の不足は、多くの企業や官公庁・自治体に共通する課題です。しかし、不足を嘆いているだけでは展望は開けません。人材育成の好循環をもたらす仕組み作りはいかに進めればよいのか――。富士通が取り組む、社内育成の仕組み作りとそのコツを紹介します。

セキュリティ人材2.2万人不足、進む深刻化

最近では、データを暗号化したりPCをロックしたりして、身代金(ランサム)を要求する「ランサムウエア」の脅威が顕在化してきています。いかなる組織にとってもセキュリティ対策の強化は急務の課題です。自分の身は、自分で守る――。セキュリティ対応の専門チーム、CSIRT(Computer Security Incident Response Team)を組織する企業が増えていますが、実務を担うセキュリティ人材をなかなか確保できず、十分に機能している例はまだ少ないのが現状です。

セキュリティ人材の不足は深刻で、情報処理推進機構(IPA)が発表した「情報セキュリティ人材の育成に関する基 礎調査(2014 年)」によれば、情報セキュリティ技術者は2.2万人不足。情報セキュリティ技術者としてスキルが不足している人材は14万人に上るとされ、企業では「自社内でセキュリティ人材を確保するのは難しい」と人材難を嘆く声が多く聞かれています。

企業規模別の情報セキュリティ人材数推計結果(IPA調査)出所:IPA「情報セキュリティ人材の育成に関する基礎調査」報告書 2014より

育成の第一歩は、セキュリティ人材の見える化

富士通は2013 年度から独自のサイバーセキュティ技術者認定制度「富士通セキュリティマイスター認定制度」を開始。目的は、セキュリティ技術を保有する技術者を発掘し、社内のどの部門にどんなレベルのセキュリティ人材がいるのかを可視化することと、それらの人材を計画的に育成していくことです。セキュリティ人材像の定義には、米国のNICE Cybersecurity Workforce Frameworkなどを参考にしました。

人材領域の考え方

セキュリティに関する知識や興味を持っている人材は、必ずしもICT部門だけに属しているわけではありません。スキル定義や認定制度などを通じて、社内の各事業部門から候補者を探し出すことが重要で、各事業部門に幅広く人材が配置されていることがセキュリティ上の強みにもなります。

富士通が定義したサイバーセキュリティ人材の定義は3つ。1つ目は、セキュリティに詳しい一般システムエンジニア「フィールド領域の人材」。2つ目はセキュリティ専門技術者を指す「エキスパート領域の人材」。3つ目は非常に高度なセキュリティ専門技術者を指す「ハイマスター領域の人材」。富士通ではハイマスターには、外部で講演したり専門性の高い研究をしたりなど、エキスパートとは全く別の仕事に従事させています。

実際に社内でセキュリティ人材を探し始めてみると、期待以上の成果を獲得。これまでにフィールド領域で目標の2 倍以上に当たる1300 人、エキスパート領域でも目標を超える140人、ハイマスター領域は7人を認定しています。こうした認定制度を作り、社内に散らばる有能な人材を可視化することで、セキュリティの重要性や、人材の大切さが全社で改めて認識されるようになりました。

また、富士通では、セキュリティに興味がある社員を見つける取り組みの一つとして、「サイバーレンジ」と呼ぶシステムを使った社内コンテストを定期的に実施しています。

社内システムを再現する仮想環境「サイバーレンジ」

セキュリティ人材育成はリスク対応力を高めるチャンス

セキュリティ人材の不足に悩む企業にとって、社内での人材の発掘・可視化や育成は、大きな課題であると同時に、企業としてのリスク対応力を高めていくチャンスでもあります。そこで富士通は、自社で長年にわたりセキュリティ人材の発掘・育成に取り組んできた経験を踏まえ、セキュリティマイスター認定制度やサイバーレンジなどの仕組みも活用し、ユーザー企業が自らセキュリティ人材を継続的に確保できるように支援していきます。

富士通のセキュリティ人材育成責任者が語る!
セキュリティ技術者が身につけるべきスキルや、育成方法など、詳細はこちら。

サイバーセキュリティ

日々巧妙化するサイバー攻撃に、さらされる脅威に対し、企業がとるべき対策とは? 新技術や事例、関連する商品・サービスなど実現するヒントをご紹介しています。

詳しくはこちら

FUJITSU JOURNAL - に関するお問い合わせ

特集

Fujitsu Asia Conference 2016
富士通フォーラム2016
セキュリティ
進むAIの実用化
IoT・ビッグデータ
環境問題の解決にICTで挑む

人気ランキング

1 "見えないもの"が見える、世界が広がる 網膜に直接映像を投影するスマートグラス「網膜走査型レーザアイウェア」(前編)
2 街中のマンホールで防災?! ゲリラ豪雨による氾濫被害を未然に防ぐ
3 福岡で「移住したい町」第1位の糸島市の移住相談を、「AIマッチング」で支援
4 スーパーコンピュータ「京」の安定稼働を目指し、富士通ができること
5 「ムーアの法則」はもはや限界! 「組合せ最適化問題」を解決する新アーキテクチャーを開発

おすすめ

Fintechの進展で、今「何が起っているのか」
AI時代を生き抜くスキル
ブロックチェーン技術の応用が実現する異業種間でも安心・安全なデータ利活用
ファミリーマート、味の素など、アジアで成功する企業の「独自戦略」とは

google+もチェック

富士通 Biz News ビジネスに役立つ情報をメールマガジンでお届けします

FUJITSU JOURNAL - に関するお問い合わせ

FUJITSU アプリ

Google+

アンケートにご協力ください

FUJITSU JOURNALをご覧いただき、ありがとうございます。読者のみなさまの貴重なご意見を今後のWEBサイト改善に役立てたいと考えていますので、アンケートへのご協力をお願いいたします。

アンケートに答える»

アンケートにご協力ください

FUJITSU JOURNALをご覧いただき、ありがとうございます。読者のみなさまの貴重なご意見を今後のWEBサイト改善に役立てたいと考えていますので、アンケートへのご協力をお願いいたします。

アンケートに答える»

ページの先頭へ