注目の共創ワークショップ空間が大阪でオープン!

「富士通デジタル・トランスフォーメーション・センター 大阪」誕生

2017年8月2日、大阪・中之島に「富士通デジタル・トランスフォーメーション・センター(DTC)」が、東京・浜松町に続く2拠点目としてオープンしました。ここでは「DTC大阪」の施設、展示コーナーに加え、大阪オリジナルの「サイバー攻撃体感ワークショップ」の様子をご紹介します。

専門家と共にアイデアをまとめていくワークショップ空間が大阪に登場

「富士通デジタル・トランスフォーメーション・センター(DTC)」は、お客様と新たな価値を見出す共創ワークショップ空間として、2016年5月に東京・浜松町でオープン。これまで約700社のお客様にご利用いただいています。

そして2017年8月2日、東京に引き続き、全国で2番目となるDTCが大阪・中之島にオープンしました。柔軟な発想を創り出せる新たな空間として、お客様のデジタル革新について共に考え、アイデアを生み出すことを目的としています。ディスカッションには富士通の技術者、コンサルタント、デザイナーなど様々な専門家が加わり、参加者の方々をサポートします。

DTCで行うワークショップの大きな特徴は、最新のICTを活用したデモや実機を体感しながら、「デザインアプローチ」(注1)という手法で問題解決に導くという点です。例えば、お客様が「AIを使った新しいサービスを企画したい」といった時、従来は現状の課題を洗い出し、そこから改善施策を練っていくのが通例でした。DTCのワークショップは、従来の手法に加え、「将来構想」や「なりたい姿」を具体的に描き、「それに近づけるためにAIをどう使うか」を考えることにより、革新的なアイデアを生み出します。

ご参加いただいたお客様からは、「自分たちの会議ではなかなかまとまらない意見が、ファシリテーターのおかげでまとまった」「いろんな部署の方が集まることで、より有効なワークショップになった」「自由な発想で頭を動かすことができた」などという声を頂きました。

富士通フォーラム大阪会場からDTCまでは送迎バスが運航

また、DTC大阪オープン日には、「富士通フォーラム2017 大阪」が開催され、会場とDTC大阪を結ぶシャトルバスが運航。多くのお客様にワークショップを体験していただきました。

(注1)あるべき理想の姿を具体的描き、現実的な解に落とし込んでいく手法の一つ。デザイナーの思考方法を一般に応用したもの。

「サイバー攻撃体感ワークショップ」で実際のサイバー攻撃被害を体験

DTC大阪では、「AI」「働き方改革」「都市インフラ」「まちづくり」「バーチャルリアリティ」「ものづくり」など、様々なテーマのワークショップをメニューとして取り揃えています。今回、大阪オリジナルメニューとして、東京の富士通セキュリティ・イニシアティブ・センター(SIC)で実施しているサイバー攻撃を実際に体感していただくワークショップが新たに加わりました。

現在、ICTの急速な進化を背景に、あらゆるものがネットワークを介して複雑に絡み合う「ハイパーコネクテッドワールド」が進展しています。インターネットに接続されるモノの数が2020年には現在の5倍になると言われる中、セキュリティの確保やプライバシーの保護は重要な課題になっています。

ワークショップの様子

サイバー攻撃の代表的な手口が「標的型メール攻撃」と言われるものです。標的型メール攻撃の被害に遭うと、情報漏洩やデータの改ざんなどの危険にもつながります。今回のワークショップでは、悪質なマルウェアの一つとされる「ランサムウェア」を実際に受信するとどうなるかのデモを体験いただきました。

「マルウェアを実際に体感する」デモ

デモは、壁面モニターの画面左側に「被害者の操作画面」、右側に「攻撃者の画面」を映し、攻撃に遭った際にどのような画面になるか、その結果どのように感染が拡大していくかを実際に体験する形で進みます。

ランサムウェアが添付されたメール。zipファイルを実行すると感染してしまう

まず、攻撃者(講師)が受講者の中の一人に「請求書」という題名のメールを送信します。このメールにはランサムウェアがファイルとして添付されています。

メール受信者が添付ファイルを開いてしまうと、端末が攻撃者に乗っ取られ、身代金を要求するポップアップが表示されます。

端末を乗っ取られた画面(画面左)。

金銭を要求する脅迫文の一例

また、マルウェアを実行して不正通信が発覚した場合、それをいかに迅速に止めるかなど、出口対策として複数の防御で流れを断ち切る方法などの説明もありました。このランサムウェアは、ロサンゼルスの病院において電子カルテやメールなどを1週間以上停止し、救急患者を転院させるなど深刻な影響を及ぼすなど、深刻な問題になることがあるため、早めの対策が必要となります。

サイバー攻撃に対する富士通の考え方

サイバー攻撃に対しては、「マルウェアの侵入は必ず起こる」という前提で対策を進めることが重要です。リスクを排除して次に活かし、新たな防御に備える。このサイクルを動的に回していく。これらを続けることで、日々進化していくサイバー攻撃に対しても被害を最小限に食い止めることができます。

[ファシリテーター]
公共地域ビジネス推進統括部 西日本ビジネス推進部
疋田 圭佑

富士通は、お客様のインフラをお預かりする社会的責任を重く受け止め、「セキュリティマイスター認定制度」を制定するなど、お客様へ提供するソリューションの安全をお守りできる人材育成に取り組んでいます。

お客様のビジョン作りをお手伝いする共創ワークショップ空間

DTC大阪は、東京と同じくお客様との対話を大切に、AIやセキュリティのほか、働き方改革やデジタルマーケティングなど、テーマに合わせユニークなデジタルツールを活用したワークショップが行える空間を提供しています。

Studio A、B、C

DTC大阪には「Studio A」「Studio B」「Studio C」の3つの空間があります。ここでは、富士通独自で開発した「インスピレーションカード」を用いたワークショップを行うことができます。カード1枚1枚に正解があるのではなく、直感で選んでいただいたものを富士通のファシリテーターがマッピングし、お客様の将来のありたい姿や未来の取り組みのテーマを策定する「ビジョン作り」をお手伝いします。

また、各スタジオにはTelePresenceVideoというテレビ会議システムを導入しており、東京のスタジオと大阪のスタジオを接続した形でのワークショップも展開できます。

「Studio A」 リラックスできる快適な空間でアイデアの発散と収束を繰り返し行うことが可能

「Studio B」 インスピレーションカードを使ってアイデア創出をサポート

「Studio C」 1人1台のパソコンを使い、サイバー攻撃の脅威などを体感

展示デモコーナー

受付の横には、富士通の最先端技術を使った展示デモコーナーがあります。ロボット技術やVR技術など富士通の最先端技術を実際に見て、体感することができます。

富士通の最先端技術が集合

リフレッシュコーナー

DTC大阪は、様々なワークショップを通して、お客様の新たなビジネスの具体化を強力にサポートしていきます。興味のある方はぜひお問い合わせください。