このページの本文へ移動

富士通

サイト内検索
サイト内検索 閉じる

ウイルス対策ソフトはもう限界、AIでサイバー攻撃の被害を食い止める

ウイルス対策ソフト頼みのセキュリティ対策が限界を迎えています。
シマンテックの上級副社長だったブライアン・ダイ氏(当時)は、かつて「ウイルス対策ソフトは死んだ」と語りました。「ソフトが検知できるのは攻撃全体の45%、残り55%の攻撃は防御できていない」というのが、その理由です。今後は未知のマルウェアに侵入されることを前提に、被害を食い止めるためのセキュリティ対策の整備が急がれます。
ますます先鋭化するサイバー攻撃の現状と、AI (人工知能)を駆使した対策の最前線をご紹介します。

日々100万超で増殖するマルウェアとの戦い

マルウェアの"生産量"が増加の一途をたどっています。次々と現れるマルウェアに対し、ウイルス対策ソフトの提供ベンダーは新たなパターンファイルを追加して対抗しています。
しかし、一日に100万を超える新種の登場スピードに、パターンファイルの更新が追いつかなくなってきています。そんな中、検知率向上に大きな期待が寄せられているのが、社内ネットワーク通信の監視やAIをはじめとする、高度な検知技術の活用です。

現状は、マルウェアの侵入を入り口で完全に防ぐのは難しいため、侵入されてからの事後対策を手厚くし、被害の拡大を食い止めようという流れも出てきました。これにAIなどによる高度な入り口対策を組み合わせるのが、セキュリティ対策のトレンドです。

通信パターンでマルウェアの標的型攻撃を発見

マルウェアを使った標的型攻撃は、感染した端末から他の端末へと感染が拡大するのが特徴です。対処のためには、感染の大元を見つけるだけでなく、内部でどこまで広がったかを把握する必要があります。

そこで富士通では、社内ネットワークにおける端末同士の通信のパターンに注目。社内ネットワーク通信を監視して、感染端末から標的端末へ向かう怪しい通信パターンを検知し、漏えいをシャットアウトする技術を開発し提供しています。

さらに、社内ネットワーク通信の監視・分析でもう一つ難しいのは、マルウェアに感染した端末があることが分かった場合に、影響の全貌を把握することです。こうした課題を解決するために、富士通は社内ネットワーク通信を監視するためのデータ保存容量を圧縮する技術「コマンドレベルフォレンジック」を開発。この技術により、何が盗まれ、誰が何を送ったかが全て分かるようになり、被害が拡大する前に抑えることができます。

AIで誤検知率を約30%低減

サイバー攻撃の手口は高度化する一方です。人手による対策に限界が見えてきた今、AI活用にも大きな期待が寄せられています。富士通は「人と協調する」というコンセプトのもと、AI技術を体系化しており、セキュリティ分野でも生かし始めています。

AIの基本技術である機械学習には「教師あり学習」と「教師なし学習」の二つがあります。前者は、既知の事象を高い精度で検知するのに向く技術。それに対して、アノマリ検知とも呼ばれる後者は、未知の事象の検知も可能です。

学習によるサイバー攻撃検知の例

富士通は、教師なし学習によるサイバー攻撃検知技術を開発。富士通のクラウドサービス「FUJITSU Cloud Service K5」のサイバー攻撃対策にも使用し、人手で3カ月かけて抽出していた新たな攻撃を短時間で抽出できました。
さらに、教師あり学習では独自のAI技術「Deep Tensor(ディープテンソル)」を新たに開発。実際1万件の通信ログから、誤検知率を約30%低減しました。

サイバー攻撃の激化を受けて、企業がセキュリティ対策にかけるコストと人手は上昇する一方です。こうした現状に対して、富士通はAI をはじめ様々な技術を開発・活用することで、我々のSEが直接お客様の現場に行って対応をするのではなく、対応のノウハウ自体をICT化してサービスとして安価に提供する形に変えていきます。

富士通の研究者が語る!
AI技術開発の数々と社内監視適用に向けた技術開発など、詳細はこちら

サイバーセキュリティ

日々巧妙化するサイバー攻撃に、さらされる脅威に対し、企業がとるべき対策とは?新技術や事例、関連する商品・サービスなど実現するヒントをご紹介しています。

詳しくはこちら

FUJITSU JOURNAL - に関するお問い合わせ

特集

Fujitsu Asia Conference 2016
富士通フォーラム2016
セキュリティ
進むAIの実用化
IoT・ビッグデータ
環境問題の解決にICTで挑む

人気ランキング

1 サーバを丸ごと液浸して消費電力を30%削減! 斬新な冷却技術でデータセンターに革命を
2 「ムーアの法則」はもはや限界! 「組合せ最適化問題」を解決する新アーキテクチャーを開発
3 動画で見る「富士通フォーラム2017」イベントレポート
4 トップランナーが語る「ブロックチェーン革命」の本質
5 これからのAIが変える日々の暮らし、産業・社会を考える

おすすめ

これからのAIが変える日々の暮らし、産業・社会を考える
AIを活用したデジタルマーケティングでフェリー集客を強化 ~商船三井グループ様事例~
ヤマハと富士通のデザインアプローチによる IoTビジネスの共創
動画で見る「富士通フォーラム2017」イベントレポート

google+もチェック

富士通 Biz News ビジネスに役立つ情報をメールマガジンでお届けします

FUJITSU JOURNAL - に関するお問い合わせ

FUJITSU アプリ

Google+

アンケートにご協力ください

FUJITSU JOURNALをご覧いただき、ありがとうございます。読者のみなさまの貴重なご意見を今後のWEBサイト改善に役立てたいと考えていますので、アンケートへのご協力をお願いいたします。

アンケートに答える»

アンケートにご協力ください

FUJITSU JOURNALをご覧いただき、ありがとうございます。読者のみなさまの貴重なご意見を今後のWEBサイト改善に役立てたいと考えていますので、アンケートへのご協力をお願いいたします。

アンケートに答える»

ページの先頭へ