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AI、IoT、ハイブリッドITの時代 ICTインフラ基盤をどう構築すべきか

デジタル変革を成功に導くには、ICTインフラ基盤がそれをしっかり支えていくことが必要です。では、ますます進展する技術革新を受け、どのようなICTインフラ基盤を検討し、どうすればICTインフラ基盤を効率的に構築できるのでしょうか。新しい製品やサービス、技術が次々に登場して行く中にあって、技術の本質を見極めるための考え方、構築・導入を効率化させるための進め方、将来のあるべき姿に向かうロードマップの作り方、そしてチーム内でのグランドデザイン共有の重要性についてご紹介します。
【富士通フォーラム2017 セミナーレポート】

デジタル革新を支えるICTインフラ基盤の必要性

富士通株式会社
オファリング推進本部
ハイブリッドITオファリング統括部
統括部長 藪田 有司

デジタル革新を語る上で、我々が捉えておかなくてはいけない大きな流れは3つあると考えます。それは、「デジタルビジネスの加速」「クラウドシフト」「お客様の変化」です。ここ近年のクラウドシフトによるICTの利活用の範囲拡大と、お客様の情報部門に加えて事業部門(LOB)、経営者(CXO)が直接、主体性を持ってICT活用への働きかけること、この2つによってデジタルビジネスへの動きが益々加速していると言えます。今後、このデジタルビジネス(SoE)が本格的な動きとなって、お客様に成功をもたらすためには、既存ビジネス(SoR)との融合を繰り返し、新たな価値を創造していくことが鍵になります。このSoEとSoRとの融合を支えるのが、ICTインフラ基盤となります。

富士通は、次世代のICTインフラ基盤を4つの観点で検討を進めます。「サービスレベル」「セキュリティ」「運用」「クラド活用での留意点」の4つです。サービスレベルは、「サービス停止許容時間」「データリカバリポイント」などの要素で、インフラ基盤の可用性の観点での基準を決めていきます。
次にセキュリティでは、「つながるものを全体としてどう対策するか」ということをしっかり考えないとなりません。デジタルの時代を迎えて、接続されるデバイスは飛躍的に増加してます。セキュリティはますます重要になってきます。

運用では、実施すべき運用作業項目、例えば、サービスデスクでは何をしないといけないとか、業務監視は何をするのかという作業項目をしっかり定義する必要があります。各社、各運用サービスの内容を評価し、抜け漏れがないか判断するためにも、自らが判断する為の基準が必要です。富士通ではITILに準拠した作業項目を持っており、それに基づいたご提案をさせていただいています。

クラウド活用での留意点については、性能や移行、セキュリティという観点での様々な厳しい要求をどのように対応するかということです。クラウドを活用して、システム要件を満たすことが可能か、またそれにかかるコストは適正かという観点での評価が必要ということです。

富士通ではこのように「サービスレベル」、「セキュリティ」、「運用」、「クラウド活用での留意点」の4つの観点を元に、多くの部門が利用することを想定し、標準化された、わかりやすく選択しやすいメニュー策定をご提案させていただき、そのメニュー毎に最適な基盤を選定していくことをご提案します。

例えば、サービスレベルに対する要求がそれほど高くなく、セキュリティに対する要求レベルも特別に高くはないというのであれば、「パブリッククラウドを使いましょう」といった提案ができます。こうしたメニューに従って検討を進めていくことで効率的に進めることが可能となります。

メニュー化による統合管理の重要性について

メニューに従った最適な実装形態を検討する上で、既存のオンプレミスのシステムと利用するクラウドサービスが混在することが多く、この混在環境をしっかりと運用管理しなければなりません。例えば、パブリッククラウドでは、情報部門として他社のクラウドも含めた各リソースを一つの選択肢ととらえてメニューを管理し、利用申請ワークフローから課金までを管理することが重要です。こうした統合管理の機能を、富士通では総合管理ミドルウェア「Cloud Services Management」で実現しています。

ここまで、考え方をしっかり固めて定義し、その考え方にしたがって技術の選択、ソリューションの選択、ベンダーの選択をするということの重要性をご説明してきました。富士通では、こうしたICTインフラ基盤の企画・検討、構築・実装に向けてMetaArc(メタアーク)グランドデザインサービスを提供しています。

このサービスはお客様のICT環境を俯瞰する標準的なグランドデザイン、その検討手順、推進チームを編成し、お客様をサポートするサービスです。
富士通は、その過程で社内実践も含む、数多くの実践を通じて得た経験をノウハウとして提供し、お客様の課題解決に向けてベストプラクティスをご提供していきます。

ここでお客様の事例を2つ紹介します。ある製造業のお客様はクラウドを本格的に採用し、「働き方改革」を実現することを目指していました。同時に中期計画では、ビジネスの差別化、コスト競争力の強化、収益の安定化なども目的と掲げられていたので、「こちらを重視すると、こちらができなくなるので実践の時期を考えましょう」というような優先順位を決めた取り組みが必要でした。

まず全体像を把握し、"パブリッククラウドを活用すること"、"IaaSだけでなくPaaSを活用することで、工場の見える化や作業の見守りを実現すること"を全社共通基盤の方針として、グランドデザインを作成しました。このロードマップをもとに、今、実現に向けて提案を差し上げながら進めています。

もう一つの事例は、クラウドファーストで基盤を作りたいというお客様です。コスト削減のためにクラウドを活用しなさいと経営トップからの指示が下りたという、よく見受けられるケースです。このお客様ではあまり時間をかけることなく、3か月で構想立案から導入・運用まで行いました。

富士通は、トップから伝えられる経営目標など上位にある目的をお客様と相談しながら、「ここの部分はICTインフラ基盤の導入で解決していく」「ICTインフラ基盤の構築がここの貢献に繋がる」といったことをしっかりと経営層にアピールできるように、お客様とチームを組んで検討していきました。

チームのテーマは6個ありましたが、それぞれの相関関係を考えながら、整合性を取りつつ検討を進めました。お客様のやりたいことを明確化し、それを実現する技術とは何かを考え、最適なソリューションをうまく選択していく、その過程をサポートしました。

デジタル革新への取組み 8分野23テーマを支えるICTインフラ基盤

デジタル革新に関する富士通の様々なソリューションを8分野・23テーマで体系化しました。テーマはものづくり、保守保全、モビリティ、ロジスティクス、デジタルマーケティング、食・農業、都市インフラ、職場・暮らしという8つに分けています。

こういった各テーマでは、複数のテーマを並行して検討されるケースが多く、その場合、検討が非常に複雑化していて、なかなか最適な方針が見出せない傾向があります。これに対して、我々富士通はMetaArcグランドデザインを適用し、「あるべき姿」とロードマップをしっかり示しながら、最適なカタチを模索していくお手伝いができます。お客様とともに頑張っていきたいと思っています。

デジタル革新を支えるICTインフラを作ると決めた際には、検討の段階でも結構ですので、まずは富士通にお声がけをいただければと思っています。よろしくお願いします。

登壇者
  • 富士通株式会社
    オファリング推進本部
    ハイブリッドITオファリング統括部
    統括部長 藪田 有司

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