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「デジタル革新」によるサステナブルとは?

「サステナブル・ブランド国際会議」レポート

「サステナブル・ブランド国際会議」の概要

「サステナブル・ブランド(Sustainable Brands)国際会議」は、米サステナブル・ライフ・メディア(SLM)社がサステナビリティ(持続可能性)とブランド価値の向上をテーマに2010年から開催している会議です。現在、世界11カ国12都市で開催されており、2017年は「Activating Purpose」をテーマに、様々なディスカッションが展開されています。

2017年3月8日~9日、東京・六本木ミッドタウンホールにおいて、日本初の開催となる国際会議が行われました。富士通はこの会議にGold Sponsorとして協賛。カンファレンスと基調講演の登壇者として参加しました。

「デジタル革新」の多くはお客様との“共創”で生まれ、実現する

「Plenary(基調講演)」では、東京都知事の小池百合子氏など、各界の有識者の方々がリレー式で講演を行いました。富士通からは取締役執行役員専務の谷口典彦が参加。「富士通のサステナブルソリューション Power of ICT」と題し、サステナブルな社会に向けて富士通がお客様や社会へどう貢献していきたいかについて講演しました。

まず「デジタル化の波」として、1960年代から始まったコンピュータの普及が、メインフレーム、クライアントサーバ等を経て、1990年代後半にインターネットにより大きく潮目が変わったことを紹介。「今の時代は、昔のスーパーコンピュータが皆さんのポケットに入っているイメージ」と、技術の進化のスピードについて語りました。さらに、これから迎える「第3の波」を、色々なデバイスが独立してネットに繋がる「Internet of Things」の時代とし、「あらゆるもの、あらゆるコトが繋がることでデータの爆発が起きる。それらをどうやってコントロールしていくかAIやロボティクス」として、第4の波を紹介しました。

谷口は、「AIとロボティクスにより、Digital Disruption(デジタル時代の創造的破壊)が起こるが、その反面、人々はこれまで存在していなかった新たなサービスを享受し、便利で豊かな生活を送れるようになる」として、「自動運転」「ロボティクス」「ウェアラブルデバイス」「自動翻訳」を紹介。「富士通はこれらのことを人間中心(ヒューマンセントリック)でやろうとしている。機械に引きずられるのではなく、人間のニーズ、人間の思いを大事にして、これらのソリューションを提供していきたい」と、全社ビジョンを解説しました。

また、豊かな未来の実現に向けた「Power of ICT」の具体例として、無菌野菜の販売を可能にする「食農クラウドAkisai」(磐田市、フィンランド)や、生産ラインの状況をリアルタイムに監視する「インテリジェントダッシュボード」(中国INESA様)、地震発生後約10分で浸水域を推定する「津波警報システム」、スマートフォンで河川水位を測定し雨量情報を収集する災害情報共有システム(ジャカルタ特別州防災局様)、多品種少量生産対応したシェアリングエコノミー基盤(shitateru様)お金の話をAI活用で気軽に相談できる「チャットボットサービス」(ソニー銀行様)の事例を紹介しました。

富士通株式会社 取締役執行役員専務 谷口典彦

最後に谷口は「重要なのは、これらのデジタル革新の多くがお客様との“共創”で生まれ、実現されたということ。社会が抱える課題は広範で複合的であるため、一個人、一企業で解決するよりも、皆様と共創して解決していくことが大事。SDGsという目標が明確になったことで、我々の活動と目的が一致しやすくなった。これからも富士通のデジタル技術とナレッジで、お客様とともに持続可能な社会の実現に貢献していきたい」と述べ、講演を結びました。

人と人との繋がりが、サステナビリティに関わる様々な問題を解決する

「BREAKOUTS(分科会)」では、富士通 環境本部の金光英之、竹中工務店の松崎裕之氏、スリーエムジャパンの大久保孝俊氏、ファシリテーターとして京都造形芸術大学の竹村真一氏が登壇。「社会課題を解決する技術進化とは」をテーマにカンファレンスを行いました。

富士通株式会社 環境本部 本部長 金光英之

冒頭で金光は、「The Power of ICT サステナブルな未来に向けての富士通のアプローチ」と題して講演。「SDGs(持続可能な開発目標)が大きな社会課題として挙げられてるが、中でもエッセンシャル(必須)な部分は環境問題。そんな中、富士通は”ヒューマンセントリックICT”というビジョンに向かって、ソサエティやビジネスの領域でイノベーションを起こしていきたい」と語りました。

そして、IoTとAI(人工知能)の可能性について、富士通のスマートモビリティソリューション「SPATIOWL(スペーシオウル)」や、「AI都市監視」などを紹介。また、AIに特化したディープラーニング専用プロセッサ「DLU(ディープラーニングユニット)」を紹介し、「スーパーコンピュータで培った省電力技術、並列技術を盛り込みつつ、社会に貢献していきたい」と抱負を述べました。

講演の後は、松崎氏、大久保氏にファシリテーターの竹村氏を交えたディスカッションとなりました。最初のテーマは「社会課題をどのように見つけ、どのように解決していくか」。金光は、「本当に必要なのは、行動を伴うこと。ただ環境問題の数字を知るだけではなく、どうしたら解決できるのかを具体的に考えることが大事」と提起しました。

それを受け松崎氏は「SDGSができたことで、いろんな情報が集まり、価値を共有してみんなで向かっていくという大きな流れができた。ICTは情報を拡散し共有できるパワフルなツールなので、上手く利用して、世の中に貢献し、皆さんと共に共創していきたい」と語りました。また、大久保氏は「今は30年40年前よりも人間と人間のつながりが弱くなっている。それインターネットを通じてを改めて強くする活動が、サステナビリティに関わるいろんな問題を解決する上で重要ではないか」と意見を述べました。

左から竹村氏、金光、松崎氏、大久保氏

ディスカッションの最後、ファシリテーターの竹村氏は「エネルギーの使い方、水の使い方、都市インフラのあり方を根本から見直し、リセットすれば、10年後20年後の未来は相当変えられる」と語り、カンファレンスを締めくくりました。

会場は諸外国から来場した方々も多く、様々な言語が飛び交い、国際色豊かな会議でした。

カンファレンスの様子

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