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デジタル化を推進し、香港のますますの社会成長をサポート

Fujitsu Asia Conference Hong Kong イベントレポート

香港が一年の中で最も華やぐ旧正月を間近に控えた2017年1月18日、有数の国際企業や政府機関が集まる金鐘で、「Fujitsu Asia Conference Hong Kong」を開催しました。様々な分野のゲストスピーカーが登壇し、香港と富士通との長年の信頼関係が伺えるイベントとなりました。スピーチはそれぞれ、香港にデジタル革新の波が到来していることを強く感じさせるもので、会場は講演に聞き入る聴講者の熱気に包まれました。

富士通株式会社 執行役員アジアリージョン長 広瀬 敏男

最初に登壇した富士通の執行役員Asiaリージョン長の広瀬敏男は、創業から80年を過ぎた富士通の革新の歴史について話しました。広瀬は、顧客の目標達成と夢の実現に貢献しながら信頼を積み上げてきたことを説明。加えて、アジアが抱える天然資源の欠乏や自然災害などの社会問題や、グローバリゼーション、人件費の高騰など、企業が直面している課題について、「富士通のテクノロジーによって問題を解決していき、香港のますますの社会成長をサポートし、人間を中心にした革新を目指して、これからも香港の皆様と手を取り合っていきたい」と話しました。

Fujitsu Hong Kong Limited CEO 旭 久樹

続いて2016年11月にFujitsu Hong Kong Limited CEOに就任した旭久樹が登壇。富士通には中国文化圏で50年以上の豊かな経験があることを説明し、2016年には香港でのITサービスプロバイダートップ5に選出されたことも報告しました。さらに、「デジタル革新は今後のビジネス戦略の核であり、顧客体験の向上、ICTコスト低減、生産性向上など、多岐にわたるメリットをもたらします。デジタル新世界という大海原へ、一緒に漕ぎ出しましょう」と、来場した顧客やパートナー企業に熱く呼びかけました。

第3、第4の波に備える革新とは

ゲストスピーカーとして登壇したのは、33万平方メートルの敷地に634社のテクノロジー企業が軒を連ねるサイエンスパーク「Hong Kong Science and Technology Park」のCEOであるアルバート・ウォン氏。サイエンスパークは、香港のイノベーションとテクノロジーの粋を集めたハブとして高く評価されていて、香港が目指す将来の都市の姿である「スマートシティ」の先駆けとも言える存在だといいます。

Hong Kong Science and Technology Park CEO アルバート・ウォン氏

スマートシティとは、環境、交通、医療、財政、サプライチェーンなどをデジタルテクノロジーによって効率化することで、市民生活の質を高めた街です。そのためには、様々なデータを集約、管理、分析する必要があります。そこでサイエンスパークでは近々、多方面からのデータを集約するデータスタジオを開設することになっています。ウォン氏は「膨大なデータを集めて、分析していくことで、それが情報になり、知識になり、洞察になり、最後には知恵となって、賢くデータを使いこなしていくことができるのです」と語り、サイエンスパークが富士通を初めとするテクノロジーパートナーと協力していると説明しました。

富士通株式会社 マーケティング戦略室統括部長 高重 吉邦

基調講演には、富士通のマーケティング戦略室統括部長の高重吉邦が登壇しました。高重はデジタル変革がもたらす成果として、富士通の顧客であるファッションや医療機器などの企業のビジネスモデルが変化した例を挙げました。さらにデジタルの新時代をもたらす「デジタルの波」として、「第1の波がインターネット、第2がモバイルインターネット。これらはすでに過去になりつつあります。今訪れつつある第3の波がIoTことモノのインターネット、そして確実にやって来る第4の波がAI(人工知能)とロボティクスです」と説明。

第3、4の波に乗ってやってくるデジタル新時代には、人間の持つ創造性が今まで以上に重視されます。そのためには、生活体験や質を向上させ、人間を力づける「Human Centric Innovation(人間中心の革新)」が重要になります。これが富士通の考える未来像だと高重は宣言しました。また、そうした革新を推進するための基盤として、デジタルビジネス・プラットフォーム「MetaArc(メタアーク)」をはじめとする富士通のテクノロジーを紹介。会場を訪れている顧客やパートナーとともに、明るい未来を目指そうとを提案しました。

文化も産業も、最新テクノロジーが強い味方に

ビジネスセッションでは、富士通アジアのリージョナルマネジメントサービス担当のカー・ヤン・トンが、人とモノ、情報をつなぎ、顧客のデジタル革新を実現するプラットフォーム「MetaArc」を紹介しました。

富士通シンガポール リージョナルマネジメントサービス担当 カー・ヤン・トン

トンは最初に、「デジタル革新の必要性は感じながらも、意思決定者の70%が不安を感じている」という調査結果を示し、富士通のMetaArcが、その不安を払拭するソリューションとなることを説明しました。富士通が培ってきた幅広く多彩なテクノロジー基盤と専門知識をフル活用すれば、デジタルの第3、第4の波を乗り切れるとし、その裏付けとして、香港に設置されているデータセンターや、日本の南都銀行様での導入事例を紹介しました。

富士通株式会社 データセンタープラットフォーム事業本部マネージャー 紀室英輔

次に、富士通データセンタープラットフォーム事業本部マネージャーである紀室英輔が登壇し、データセンターソリューションを紹介しました。デジタル革新を推進すると、データ処理量や複雑性が増し、それがICT経費の増大を招くことが少なくありません。これは世界中の経営者が直面し始めている課題です。

紀室は、その解決策の一つとなる「Cool Central」などの最新冷却シテムを紹介しました。加えて、小規模なオフィスから大規模なデータセンターまで、幅広い需要に応える富士通のサーバー製品ラインナップが、主要なベンチマークテストで傑出したパフォーマンスを記録していること、シンプルな構成でサーバー増設も容易なハイパーコンバージドシステムによって運用コストを抑制することなどを説明。新しい時代のビジネス成長を目指す顧客を、ハードウェア面から細やかにサポートする体制が整っていると話しました。

West Kowloon Cultural District Authority CEO エミリー・チャン氏

3つめのセッションは、香港の芸術と文化のハブとなる注目の開発地区West Kowloon Cultural District AuthorityのCEO、エミリー・チャン氏が壇上に立ちました。アジアを中心としたコンテンポラリーアートを集めるM+ミュージアム、伝統芸能である広東オペラを扱うXiqu Centreなどの他、市民の憩いの場となるオープンスペースも設置される、総面積16万㎡超の広大な文化地区は、まさに人間を中心にした革新を駆使した、デジタル化が求められる香港最大規模のプロジェクトです。「富士通をパートナーに、これから様々なデジタル化の検討を始めるところです。来場者の体験の質を向上させるためのアプリケーション開発を進める上で、データセンターの設置やAPI管理がもっとも重要になってくるでしょう」と語りました。

ビジネスパートナーとの連携が成功の鍵

インテルコーポレーション インダストリー・セールス・グループ Business Client Sales Executive ジミー・ワイ氏

最後は、IoTをテーマとしたリレーセッションです。まず、富士通と長年にわたる重要なパートナーであるインテルコーポレーションのインダストリー・セールス・グループでBusiness Client Sales Executiveのジミー・ワイ氏が登壇しました。ワイ氏は、「ウェアラブルなスマートウォッチから自動車搭載機器までのデバイスにまで、あらゆるところに搭載されているインテルは、最高のIoT環境を生み出すために重要な役割を担っています」と、ウェアラブルデバイスからネットワーククライアント、データセンターのクラウドがつながる、インテルのIoTアプローチを語りました。

その実例として、リーバイス様では在庫管理の正確性を3%向上させることで売り上げの1%向上に貢献することができたとワイ氏は話します。

富士通株式会社 IoT ビジネス推進室室長 須賀 高明

最後に、ワイ氏の後を受けて、富士通のIoTビジネス推進室長 須賀高明がステージに上り、顧客との密なコミュニケーションから、IoT環境での革新により、ビジネスモデルが変化した事例を次々と披露しました。例えば日本のスーパーマーケットのオークワ様では、買い物籠に搭載されたトラッカーからのデータにより、顧客の売り場滞在時間や動線、POSからのデータとの売り上げを分析しています。その分析結果に基づいて、商品陳列を最適化したり、顧客の動きを見ながらデジタル広告をタイムリーに流したりすることで、顧客体験の改善と売り上げアップを達成したといいます。須賀は、「顧客のビジネスでのノウハウとスキルをデジタル化すること、ビジネスパートナーと連携することで、富士通はデジタル革新を加速化していきます」と話し、カンファレンスを締めくくりました。

おわりに

まもなく旧正月一色に包まれる香港。カンファレンス後のパーティーでは、新年の挨拶と、来場者一同の繁栄を祈った後、富士通とパートナー企業、顧客が、和やかな雰囲気で交流しました。展示会場には、富士通のほか、パートナー企業の展示物も並び、賑わいを見せました。会場は終始、活気溢れる香港らしい、華やいだ雰囲気に包まれていました。

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