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国籍混合メンバーでアイデアソンを開催!テクノロジーを使って豊かな森を育てよう

富士通グループが2002年からマレーシア・ボルネオ島で実施している熱帯雨林再生活動。今回初めて、アイデアソンの手法を取り入れたワークショップを開催しました。「テクノロジーを使って豊かな森を育てよう」をテーマに、多国籍メンバーが一つのチームを組み、どんなアイデアを創造したのか。当日の様子をご紹介します。

富士通グループの熱帯雨林再生活動

富士通グループでは、生物多様性および生態系サービスの保全と回復を目指し、サバ州森林開発公社(SAFODA)とともに2002年よりマレーシア・ボルネオ島にある「富士通グループ・マレーシア・エコ・フォレストパーク」で、熱帯雨林再生活動を実施しています。

本活動では、外来種が植えられた二次林の森を本来の熱帯雨林に再生することを目指し、これまでに約150haの土地に在来種の苗木を37,500本植えてきました。2007年以降の育成フェーズに入ってからは、苗木を育てるためのメンテナンス活動を行っています。長年の活動が実を結び、2016年にはサバ州の保存林(注1)として認定されました。

また、エコ・フォレストパークを環境教育の場として活用し、熱帯雨林の現状や問題を体感する、社員向けのエコツアーを実施しており、社員とその家族、現地ステークホルダーの方々など、これまでにプロジェクトに関わってきた人数は延べ2,000人以上に上ります。

(注1)マレーシア サバ州議会より、森林地として恒久的に管理することが定められたエリア。

2002年 活動開始時の様子

社会貢献活動で、なぜアイデアソンを開催したのか

富士通グループは、ブランドプロミスに「shaping tomorrow with you」と掲げています。より豊かな未来を創造していくために、第一歩として、富士通グループ社員が地域の皆さまと一緒になって、地球環境問題について考えることが大切であると考えます。

この熱帯雨林再生活動には、世界各国から有志の富士通グループ社員やその家族が集まるとともに、現地の教育機関や森林開発公社の方々にもご参加・ご協力を頂きました。。多様なバックグラウンドを持つメンバーが、「熱帯雨林再生」という共通の目的に向かって時間を共に過ごす、またとない機会です。

そこで、様々な参加者が交わることによる相乗効果を期待し、課題解決やイノベーションのアイデアを生み出す手法「アイデアソン」(注2)を参考にしたプログラム構成で、2016年11月1日、「テクノロジーを使って豊かな森を育てよう」をテーマにワークショップを開催しました。

(注2)アイデアとマラソンを組み合わせた造語。特定のテーマについて多様なメンバーでの対話を通じてアイデアを出し合い、それをまとめていく形式のイベント。

言葉の壁を乗り越えるためのアイスブレイク

世界6カ国から来た富士通グループ社員と家族60名、そして地元の大学生29名の総勢89名。今まで会ったことのないメンバー同士で、さらに母国語が違うので英語でコミュニケーションを取らなければならないという状況で、ワークショップを成功に導くには、アイスブレイク(注3)が何よりも重要でした。

今回のアイスブレイクとして、エコ・フォレストパークで在来種の苗木を植える作業をメンバー全員で行いました。まず富士通の事務局から、植林活動の目的や、植え方の注意点を説明した後、1チーム7名程度、計15チームに分かれて、200本の苗木を植樹しました。

直前までの雨で滑りやすく、また急斜面で足場が悪い中、地面には植物の根が蔓延(はびこ)り、穴を掘ることは容易ではありません。互いに協力しながら一緒の作業に専念することで、言葉の壁をいつの間にか乗り越え、全ての木を植え終わる頃には、すっかり打ち解けた関係を築くことができていました。

(注3)初対面の人同士が緊張を解きほぐすために行う手法。主にゲームやクイズ、運動など。

アイスブレイクとして植樹を行うメンバー達

言葉の壁を乗り越えアイデアを表現する

国境を超えたメンバーで話し合い、アイデアをまとめていく

エコ・フォレストパークでの植林を終えた後は、マレーシア・サバ大学の講義室に移動し、午後はワークショップを実施しました。1994年創設のサバ大学は、広大なキャンパスを持つ国立総合大学です。今回はITや森林を専門とする教授や学生の方々を中心にご参加いただきました。

まず、モデレーターである富士通総研の川口紗弥香から、言葉以外にアイデアを伝える方法として、絵を描くこと、そして身体を使って表現することを説明。15のグループに分かれ、簡単な練習として、ワークシートに思いつく限りの絵を描き、参加者同士で見せ合いました。

次に、実際に午前中のエコ・フォレストパークでの植林体験を通じて、各自が発見した課題を絵に描き、チームで共有。そして、配布されたテクノロジーカードを使って、それぞれの見つけた課題とICT技術を組み合わせ、課題を解決するアイデアを描く、という作業を行いました。

そしてアイデアの中から、「課題解決に繋がりそう」「新しい体験をもたらしそう」「ぜひやってみたい」など、メンバーの心が動いたアイデアをグループごとに一つ選定。コアアイデアを選定した後は、短い時間の中で、紙や簡単な道具を使った試作品(プロトタイプ)、アイデアスケッチ、説明カードをメンバーで分担して作成し、プレゼン展示会に臨みました。展示会では、マレーシアの大学教授、森林開発公社の職員、富士通の事務局が審査員を務めるとともに、それぞれが別グループの発表を見学しました。

ドローンやロボットなど、具体的に生まれたアイデアの数々

グループワークで作成した試作品、アイデアスケッチ、説明カード

審査を勝ち抜いたアイデアをご紹介します。

・「バーチャルエコツアー」
多くの人が現地を訪問することは困難。そこで、ドローンとロボットを使って植樹を行い、その様子を共有することでより多くの人が参加でき、現地も森林再生の取り組みを加速できる。

・「森林保全活動のための車両」
保全現場は暗く、急斜面で危険が伴う。スマートゴーグルと車両を連携させることで、斜度を測り、植林現場での危険を回避、安全な経路の選択を可能とする。

・「森林を冷ますシステム」
干ばつや森林火災などから森を守るため、センサー等で森林の温度データなどを検知・アラート発信し、森火事の拡大を防ぐ。

問題を多角的に捉え、今後の社会貢献活動につなげる

社会貢献活動の中で、このようなアイデアソンを開催することには、二つの利点があると考えられます。

一つは、何が課題で、どういう解決策があるのかを多面的に捉えることができる点です。今回発表されたアイデアには斬新な視点も多く、保全活動を推進してきた一部のメンバーでは気づかなかった発見もあります。こうしたアイデアは、これからの環境社会貢献活動を検討していく上で、新たな示唆として活用していきます。

もう一つは、現地のステークホルダーや参加者と、より強くて太い関係を築くことに繋がる点です。参加者からも、他国の社員や現地の学生と交流できたことが良かった、という声が非常に多く寄せられました。環境社会課題の解決は短期間でできるものではなく、長い時間をかけて、多くの人間の協力により成し遂げられるものです。このワークショップを通じて多くのコミュニケーションが図れたことが、今後の社会貢献活動に必ず生きてくると考えられます。

今後も富士通グループでは、地域の皆さまや社員とともに、環境社会課題の解決に向けて、多様なアプローチで取り組んでいきます。

参加メンバー全員で記念撮影

富士通グループ熱帯雨林再生活動

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