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Fintech(フィンテック)コンソーシアム「FIFJ Fall Meeting 2016」開催レポート~AI新サービス「チャットボット」も発表~

FIFJとは富士通の金融機関との幅広いネットワークや強い信頼関係、そして高い技術力を活かして、日本のFintechに新しい価値を創出していくために2015年9月に設立されたコンソーシアムです。2016年10月17日に、金融庁やFinTech協会の基調講演、企業同士の交流会を行うセミナーイベントとして第3回となる「FIFJ Fall Meeting 2016」が開催されました。また、今後、AIの業務活用で高いニーズが予想される「チャットボット」の新サービスも発表しました。

行政や業界が一体となり革新的なFintechサービスを創出していく

FIFJ 会長 代居 智彦 (富士通 第二金融ビジネス本部長)

「FIFJ Fall Meeting 2016」の開催にあたり、FIFJ会長の代居智彦(富士通 第二金融ビジネス本部長)が登壇。富士通が創設したFIFJという新しいコンソーシアムから、金融機関とFintech企業との提携により、革新的なFintechサービスが共創されることを目指す決意を語りました。

※FIFJ=Financial Innovation For Japan(ファイナンシャル イノベーション フォー ジャパン)。 金融機関と国内外Fintech企業(2016年12月1日現在合計256社)が参加。

金融庁 総務企画局 企画官 神田 潤一氏

続いて「FinTechの活性化に向けた金融庁の取り組みと今後の課題」と題し、金融庁 総務企画局 企画官の神田潤一氏が登壇。決済を巡る国内外の最新の動向などを踏まえた上で、金融庁による「情報通信技術の進展に伴う法・制度の整備状況」や「FinTechサポートデスクやFinTech・ベンチャーに関する有識者会議の設置」など、行政のFintechに関する取り組みを紹介しました。

FinTech協会 理事 (森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士) 堀 天子氏

FinTech協会 理事の堀天子氏(森・濱田松本法律事務所 パートナー弁護士)は「FinTechの進展と業界における課題」の中で、「金融機関のみならず様々なプレイヤーが参画するオープンイノベーションの重要性」とともに「取引の安全性や利用者の保護に向けて、法・制度などの環境整備の必要性」を強調しました。

海外のFintech最新事情も紹介

Singapore Fintech Association Founder (シンガポール Fintech協会 創設者) Joseph Toh氏

今回は海外からもゲストスピーカーが登壇しました。シンガポールから来日したSingapore Fintech Association Founder(シンガポール Fintech協会 創設者) Joseph Toh氏は、「How Singapore, a leading FinTech Eco-system in Asia is to survive FinTech 2.0」(FinTech 2.0の中でシンガポールがどのようにアジアのFinTechエコシスムの中で生き残るか)と題し、「スマート・ネーション」を国家戦略に掲げるシンガポールの最新事情を説明しました。シンガポールでは、スマート・ネーション構想のもと、国がスタートアップ企業をバックアップするエコシステムや、教育を通じて最新テクノロジーの知識を国民に伝える取り組みなどが行われています。

Cloud Lending Solutions社 CEO Snehal Fulzele氏

富士通と戦略的パートナーシップを締結するCloud Lending Solutions社CEOのSnehal Fulzele氏が登壇。「富士通が有する金融に関する業務ナレッジ、基幹システム実績と同社が有するFintechプラットフォームの強み、グローバル導入実績を組み合わせることで、アジアを中心とするグローバル市場でクラウドベースの金融ソリューションを展開できる」と話しました。

AIを活用したエンタープライズ向けチャットボットサービスを発表

富士通 金融システム事業本部 中村 政和

最後に富士通の中村 政和がAIを活用したエンタープライズ向けのチャットボットサービスを実現する「FUJITSU金融ソリューションFinplex Robot Agent Platform」を新サービスとして発表しました。

「チャットボット」とはチャットでロボットとの対話を行うためのサービスです。顧客は非対面で金融商品に関する質問を行い、AIを備えたロボットが蓄積されたデータから回答を行います。
特にチャットをコミュニケーションツールとして普段使用しているユーザー層が、これまで時間的・心理的なハードルの高さから利用に消極的だった金融サービスに対して、普段利用しているチャットツールを通じて利用したいというニーズから開発されたサービスです。

導入する企業のお客様側のメリットとして、機械学習による知識をもったロボット(Bot)と、チャットツール利用者(お客様)がチャット形式で会話を行うことにより、商品セールスやカスタマーサポート対応のロボットによる自動支援を実現できます。さらに、これまでブラックボックスになっていた、学習データを用いた機械学習やスクリプト作成などの学習工程を、お客様自身でマネジメントできるようにすることで、低コストかつ効果的・効率的な学習が可能となります。

コンシューマー、金融機関の双方の課題にとってチャットボットが有効

本サービスは、現在、ソニー銀行様にて利用者の利便性向上に向けた検証を行っており、今後は業種・業態を問わないサービスプラットフォームとして、金融分野以外のお客様や、グローバルにも順次展開していきます。

また、中村は「今後5年間でチャットボットがAI市場の37%を占める」というデータを紹介し、チャットボットがAI市場において重要な役割を果たすことを強調しました。

今後5年でチャットボットがAI市場の37%を占めると予測

富士通は「Finplex Robot Agent Platform」によるチャットボットサービスのデモ、および、テキストによるチャットだけでなくAmazon Echoと接続した音声チャットのデモを紹介し、多様なインターフェースでチャットボットサービスをサポートしていくことも紹介しました。

富士通は、AIをはじめとする最新技術と従来からお客様とともに培ってきた金融ソリューションを組み合わせることで、ますます拡大するFintechのニーズにお応えしていきます。

チャットボットの利用イメージ(コンシューマーとロボットとのチャット、スクリプト編集、類義語編集)
チャットボットは音声インターフェースとも接続可能

※記事中の表記「FinTech」は、各講演タイトル、団体名に合わせたものです。

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