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「住みやすい都市環境づくりを」、AIやセキュリティで富士通に期待

Fujitsu Asia Conference Hanoiイベントレポート

2016年10月21日、ベトナム・ハノイで「Fujitsu Asia Conference Hanoi」を開催しました。富士通が「Human Centric Innovation - Driving Digital Transformation」をテーマに、アジア各地で開催しているカンファレンスです。今回は、AI(人工知能)をはじめとする先進技術の最新の取り組みを紹介しました。ベトナム政府関係者の講演もあり、多彩なスピーチ内容となりました。

「国の競争力強化のためにはIT活用が不可欠」

富士通株式会社 執行役員 広瀬敏男

最初に執行役員Asiaリージョン長の広瀬敏男が登壇し、自然災害や人件費高騰など、アジアの都市や企業が様々な課題を抱えていることを指摘するとともに、デジタルテクノロジーを使って解決していく必要があると説明しました。そのうえで、「富士通の技術力や経験を活かして、顧客が描く豊かで夢のある未来の実現に取り組みたい」と話しました。

富士通ベトナム社長 工藤成

続いてFujitsu Vietnam LimitedのCountry Presidentである工藤成が登壇。ベトナムにおける豊かな未来の実現に、富士通がどう取り組んでいるかを具体的に示しました。一例が架線の水位監視システムで、富士通はスマートフォンだけで監視する仕組みの実証実験を進めています。専用機器を利用する場合に比べて、投資額を大幅に抑えられるソリューションです。

ベトナム情報通信省IT部部長 ダオ・ディン・カー氏

ゲストスピーチでは、ベトナム情報通信省IT部部長のダオ・ディン・カー氏が、ベトナムのIT産業を活発化させるための政策と、今後のビジョンについて述べました。カー氏は、「ベトナムでは現在、交通や医療、農業などあらゆる分野でITが活用されており、国の競争力強化には不可欠なものになっている」「雇用創出や製品輸出による経済効果を含め、IT産業への期待が膨らんでいる」と説明。日本企業とは、特にAIやセキュリティといった分野で協業していきたいとし、富士通と「住みやすい都市環境づくりに向けて協力していければ」と話しました。

人・情報・インフラをつないでデジタル革新を推進

富士通株式会社 執行役員常務 阪井洋之

基調講演では、富士通の執行役員常務でグローバルマーケティング部門長の阪井洋之が壇上に立ち、デジタル革新の概念からそれを実現するための技術、最先端技術について話しました。デジタル革新を実現した例として、離れた場所にいる子どもの様子をリアルタイムに確認できるシステムや、購入しようとしている服を身に着けたイメージを画面上で確認できる仕組みを紹介。デジタル革新では、単なる物の販売から、顧客のニーズに合わせたサービス提供へと、ビジネスモデルの変革が起こるとし、そのためには人と情報、インフラ(モノ)をつなぐプラットフォームが必要だと提案。富士通によるソリューションとして「MetaArc」を紹介しました。

続けて阪井は、デジタル革新に向けた富士通の最先端技術として、AIの「Zinrai」について説明しました。東京で開催された展示会で来場客向け案内ロボット「RoboPin」に搭載されていたことを例に、Zinraiが既に実用段階にあることをアピール。今後は、地球温暖化や高齢化、食糧問題や自然災害といったグローバルな社会課題の解決に適用されていくと話し、「ベトナムでも顧客と共にデジタル革新を進めていきたい」と締めくくりました。

AIのビジネス活用を加速、利用環境を整備し使いやすさアップ

富士通株式会社 統合商品戦略本部
本部長代理 杜若尚志

ビジネスセッションでは、富士通の統合商品戦略本部本部長代理である杜若尚志が、AIのビジネス利用についてスピーチ。コールセンターのオペレーター業務支援をはじめ、既に260もの商談を受けているとし、AIに対するニーズの高さを示しました。

そのうえで、顧客にとって使いやすい仕組みを提供することの重要性に言及。そのために、今後1年のうちに21種類のAIサービスをAPIとして提供していく計画を明らかにしました。

富士通システム統合研究所
主席研究員 田中達浩

続いて、富士通システム統合研究所で主席研究員を務める田中達浩が登壇し、サイバーテロの実態と対策について講演しました。サイバー領域を使用するテロ攻撃には物理と心理の2通りの効果を狙ったものがある、グローバルで戦闘員を募集したり協力を呼びかけたりする、といった実態を説明。対策を考えるうえで大切なのは、自社にある製品やインフラの価値を考え、それに応じたリスク回避策を講じることだとしました。また、それぞれの組織の長が情報を共有し、自社だけでなく社会全体で守りを固めていくことの重要性を説きました。

ビジネスセッションの最後は、富士通のデータセンタープラットフォーム事業本部シニアディレクターである舟木淳が講演。ビジネス拡大が企業の課題となっているにもかかわらず、システムの複雑さや人材・スキル不足などが原因でIT環境を維持するための負荷やコストが大きくなっていると指摘しました。

富士通株式会社 データセンタープラットフォーム事業本部
シニアディレクター 船木淳

そして舟木は、解決法の一つとして富士通のデータセンターテクノロジーを紹介しました。例えば冷却システム「Cool-Safe」を利用することで、電気代を含むシステム運用コストの最大27%を節約できること、ハイパーコンバージドインフラストラクチャを利用することでサーバー増設が容易になり、運用コストを抑えられることなどを紹介。これらが顧客のビジネス拡大、ひいては変革の実現につながるとしました。

おわりに

多くのお客様にお越しいただいたハノイでのカンファレンスは、盛況のうちに幕を閉じました。AIをはじめ注目度の高い技術の最前線に触れる機会として、来場者の多くが熱心に講演に聞き入っていました。今後も、クアラルンプールやシンガポールをはじめとした、アジア各都市での開催を予定しています。引き続き、各都市でのICTトレンドや富士通の先進事例をお届けしていきますのでご期待ください。

[注]記事内の人物の肩書きは2016年10月イベント時のものです。

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