洋服をミラーにかざすと私の「欲しい」が表示される!ミラー型サイネージを使った新しいショッピングを体験してみた

こんにちは、FUJITSU JOURNAL編集部です。店舗での在庫管理などで活用されているRFID(注)。今回は、このRFIDソリューションを用いて私たちの"欲しい"を鏡に映し出してくれるミラー型のサイネージを使ったショッピングを体験してみたいと思います。

(注)電波を使用してタグをスキャンするシステム。電波が届く範囲なら遠距離でもスキャン可能。

前で服を合わせるだけで、気になる情報が表示される「魔法の鏡」!

こちらのミラー型サイネージは、お店で服を鏡に合わせるだけで様々な情報を映しだしてくれる不思議な鏡なんです。

パッと見た印象では、よく洋服売り場で見かけるごく普通の全身鏡のように見えます。

この鏡にRFIDタグがついた洋服を自分に合わせてかざしてみると・・・

鏡に映した商品が識別され、商品の特徴や在庫、サイズ、カラーバリエーションなど様々な情報が表示されました!

鏡の表面はスマートデバイスのようにタッチパネル加工が施されているので、スワイプしたりすると、画面が動き、商品の説明や売り場の位置など、様々な情報を見ることができます。 実際の着用イメージを見ながらカラーバリエーションを確認できるのも便利です。

購入履歴などのデータに基づき、お客様ごとの「ピッタリ」を提案

実はこのミラーにはRFIDを読み取る機能があり、さらにネットワークにつながっているので、リアルタイムに商品ごとの在庫情報などを見ることができます。

さらに、ミラー型サイネージと視線センサーを融合したデモでは、鏡の前に立っている人の視線のわずかな動きを検出し、見ている所を拡大表示する操作支援機能の他、視線の動きから来店客の興味・関心を分析し、マーケティングに適用する、データ分析・活用についても提案していました。

そしてこのミラー型のサイネージで一番楽しく体験できたのは、ボタンを押すとルーレットがスタートし、私に「ピッタリ」のコーディネートをおすすめしてくれる「コーデルーレット」という機能です。
将来的には、ランダムにコーディネートが表示されるのではなく、顧客管理システムや購入履歴などの多様なデータを元におすすめアイテムを提案してくれるようになるそうです。自分の好みにあったコーディネートを提案してくれることもあれば、思いもよらないアイテムをおすすめしてくれたりと、利用者がワクワクする仕組みがあると、コーディネートの幅が更に広がると思いました。

まとめ

商品管理の高度化を実現し、消費者には全く新しいショッピング体験を提供するミラー型サイネージ。
鏡に商品をかざすだけで在庫やカラーバリエーションを確認できるので、店員の作業負荷軽減や店員不足の解消はもちろん、接客により長い時間を充てられるようになるなど、ご来店頂いたお客様との接点拡大も期待できます。
言語表示切替もできるので、外国人旅行者に人気のファストファッションのお店での活用など、インバウンド対応でも活躍しそうです。

また、来店者の興味・関心、お客様の嗜好・消費行動を取得・分析することにより、新たなマーケティング施策にも活用できそうです。