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さらなる経済成長のために今フィリピンに求められるアクションとは?

~Fujitsu Asia Conference Manilaイベントレポート~

2016年1月19日、フィリピン・マニラにて「Fujitsu Asia Conference Manila」を開催しました。「Fujitsu Asia Conference」は、「Human Centric Innovation in Action」をテーマに、富士通の先進事例や最新テクノロジー紹介を交えながら、アジアにおける社会課題解決に向けた当社取り組みについて紹介するカンファレンスで、アジア数ヶ国で開催しています。
今回のマニラでの開催は、ジャカルタに続く6ヶ国目となります。

フィリピンにおける富士通の取り組み

富士通フィリピン 社長 ラウル・サンチャゴ

冒頭で登壇した富士通フィリピン社長のラウル・サンチャゴによる挨拶で幕を開けた「Fujitsu Asia Conference Manila」。オープニングスピーチでは、当社執行役員・Asiaリージョン長 斎藤淳一が登壇し、フィリピンにおける当社の取り組みについて紹介しました。斎藤は、フィリピンにおける当社のサポートセンターの存在を示し、フィリピンが世界的にも重要な拠点であることを述べました。また、フィリピン・マニラにおける、電動三輪車の効率的な経路情報管理システムの提供を紹介し、当社がフィリピンにおいて積極的に社会課題の解決に取り組んでいることを伝えました。

富士通株式会社 執行役員・Asiaリージョン長 斎藤淳一

EDCのITトランスフォーメーションへの取り組み

CIO and VP of the information Technology Group Energy Development Corporation フェルディナンド・ポブレテ氏

ゲストスピーチには、エネルギー・ディベロップメント社 (EDC) のCIOフェルディナンド・ポブレテ氏が登壇。フィリピンにおける再生可能エネルギーの事業者であり、地熱発電ではパイオニア的存在のEDC。その事業において欠かせない情報システム基盤を支える立場から 「EDCのITトランスフォーメーション」 と題して講演がありました。ポブレテ氏は、「EDCのIT部門を、コンピュータのハード/ソフトの専門家集団から、会社の情報資産を管理し、それを活用して会社をけん引する組織に変えようとしてきた」 とビジネス変革の流れをアピールし、IT部門が会社をけん引していくには、好奇心旺盛で、失敗に学ぶことができ、かつ社会性を持った、より人間的な存在であるべきだと述べ、当社のヒューマンセントリックと考え方が同一の方向性であることを示しました。

フィリピンのさらなる経済成長にむけた「共創」イノベーション

富士通株式会社 執行役員常務CTO&CIO 松本端午

本カンファレンスのメインテーマでもある 「Human Centric Innovation in Action」 を題した基調講演には、当社執行役員常務CTO&CIO松本端午が登壇し、新たな価値の創出とイノベーションについて、先進事例と共に紹介しました。
松本は、フィリピンがASEANにおける各国の経済成長率ではトップでありながらも、さらなる経済成長の限界について述べ、 「人、情報、インフラを結びつけ、イノベーションを起こしていく必要がある」 と強く訴えました。その例として、位置情報クラウドサービス 「SPATIOWL (スペーシオウル)」 を活用した交通情報サービスの展開や、IoT×ビッグデータの取り組みを紹介し、当社が顧客とのイノベーション 「共創」 に取り組んでいると披露しました。そのほかにも、オムロン様の主力工場における、ラインのログデータ収集・解析による製造プロセスの改善をはじめとして、ベトナム最大のICT企業であるFPT社とともに、ICT農業を広める取り組みのスマートアグリカルチャー事業、東京大学先端科学技術センター、興和と取り組むIT創薬を紹介しました。

ビジネスセッション

富士通株式会社 アジアビジネス本部ビジネス推進統括部 シニアマネージャー 西 善宏

カンファレンス後半のビジネスセッション冒頭では、当社アジアビジネス本部の西善宏が登壇し、「災害から身を守るためのICT」というテーマで講演を行いました。西は、「ASEANにおける洪水をはじめとする自然災害は、人の生命を危険にさらし、経済的なダメージにつながる」 と指摘し、災害の認知から、対応の決定、アラート発信するまでの一連の対応を、災害情報管理システム 「Disaster Information Management System (DIMS)」 の活用例を用いて紹介しました。そのうえで 「災害を避けることはできなくても、ICTを活用することでインパクトを最小限に抑えることはできる」 と結びました。

富士通アジア New Solution Business Division VP 山浦亮一

続いて、富士通アジア ニューソリューションビジネスディビジョン・バイスプレジデント 山浦亮一は、「サスティナブルな都市づくりに向けて」と題した講演で、未来を目指した取り組みの例として、シンガポール政府が掲げるビジョン「Smart Nation」を紹介しました。続けて、都市などの社会課題解決のためのソリューションの創出を目的としたシンガポール科学技術研究庁 「A*STAR」 、シンガポール経営大学(SMU)との共同研究を挙げ、目指すべき方向性として、「Human Centric Innovative Smart Nation」を表明しました。

山浦は、共同研究の3つのテーマとして、動的な混雑緩和などを実現する 「Dynamic Mobility Management」 (DMM)、膨大な数の船の出入りを効率化する 「Maritime and Port Optimization」 (MPO)、都市全体を監視・制御するための堅ろうでセキュアなプラットフォーム 「Urban Computing Platform」 (UCP)があると説明し、中でもDMMやMPOが人の行動パターンまで考慮する点を、クーポン券の発行によって人々が行動を変える割合を例にして紹介しました。
加えて山浦は、自身が率いる新ソリューションの開発チームについて「10カ国以上から集まった50人以上のチームメンバーが、“アジアのパワーをイノベーションに”という声の下、開発に携わっている。これこそ、Human Centric Innovation in Actionである」と強調し、講演を結びました。

富士通株式会社 データプラットフォーム事業本部統括部長 泉田直樹

カンファレンスの最後は、当社データプラットフォーム事業本部統括部長 泉田直樹による 「エンタープライズITにおけるチャレンジ」。当社の持つ先進プロダクトを、アジアにおける先進活用事例を交えて紹介しました。泉田は、多くのCEOにとっての最優先事項は成長であることに触れながら、「今後企業に求められるものは、迅速なサービスの提供と、ITの素早いコントロールである」と指摘しました。
一方で、新たな技術の導入のためには、新たなスキルを持った人材が必要になるなどの高いハードルがあるとし、解決策として当社のデータセンタ、クラウドサービスといったソリューションや、基盤の変化に素早く柔軟に対応できる 「Software Defined Platform」 を紹介しました。

国境を越えたイノベーションの実現に向けて

ASEANにおいてトップの経済成長率でありながらも、今後のさらなる経済成長のためには、イノベーションが不可欠とされるフィリピン。経済のさらなる発展のためには、国境を越え、「人」を中心としたヒューマンセントリック・イノベーションの実現がこれまで以上に求められています。今後も引き続きHuman Centric Innovation in Actionをテーマに各国でのICTトレンドや先進事例についてお届けしていきますのでご期待ください。

注)記事内の人物の肩書きは2016年1月イベント時のものです。

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