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セキュリティを強化したワークスタイル変革による武蔵野銀行様の新たなる挑戦

タブレットを活用してワークスタイルを変革し、ビジネスの強化につなげる動きが活発化しています。金融機関ではFinTech(注1)活動が本格化してきており、金融機関とICTの関係性はさらに重要になってきた昨今、情報セキュリティ強化に向けた取り組みを加速させることが必要となっています。

(注1)FinTech(フィンテック): FinanceとTechnologyを掛け合わせた造語。スマートデバイスやビッグデータなどの活用により、金融サービスのイノベーションを加速させようとする活動。

今回は、富士通が提案したタブレットとセキュリティシステムの導入により、営業力強化と業務効率化を狙うワークスタイル変革に取り組む武蔵野銀行様の事例をご紹介します。

激化する競争を勝ち抜くため、ワークスタイル改革を実施

歴史のある佇まいで市街地の中心に位置する武蔵野銀行本店

埼玉県に本店を置く唯一の地方銀行である武蔵野銀行様は「地域共存」「顧客尊重」という経営理念のもと、地域に根差したビジネスを展開してきました。また首都圏中央連絡自動車道(圏央道)が埼玉県内全線開通したことにより、東京都心部を通らずに主要高速道路が埼玉県と直結。物流の利便性が向上し多種多様な企業が沿線に集約し始めています。

金融機関の競争も激しくなる中、武蔵野銀行様は創業60周年の節目となる2012年に「埼玉に新たな価値を創造する『地域No.1銀行』」を目指す長期ビジョンMVP(Musashino Value-making Plan)を策定し、営業力強化に向けた取り組みの「営業力の質的向上・量的拡大」「ICT活用によるワークスタイル改革」を含む3年間の中期経営計画を策定しました。

武蔵野銀行 常務取締役
長堀 和正 氏

「私たち武蔵野銀行は、富士通さんにご協力いただき、営業力を強化するためのタブレット導入と、環境の変化に適応するためのセキュリティ対策強化を実施いたしました。非常に競争が激しい埼玉県というマーケットにおいて、他行と差別化を図るために人と店舗の強化が必要だと考えたのです」(長堀常務取締役)

富士通は、この武蔵野銀行様の方策に合わせ、営業力強化と業務効率化をもたらすタブレットの導入、セキュリティ対策を強化する一連のワークスタイル変革を提案しました。

営業活動の場を広げる大画面2in1タブレット。閉域ネットワーク利用でセキュリティを強化

導入されたタブレット。キーボードを用いてデスクトップのようにも使え、デバイスの一元化も実現

今回、武蔵野銀行様は営業力強化と業務効率化を狙ったワークスタイル変革を推進するために、会議の多い本部行員とお客様と接することの多い営業担当者向けに13.3型ワイド大画面のタブレットを導入しました。このタブレットはオフィスではデスクトップ、持ち出せばタブレットとして利用できます。

外出先でも見やすい大画面でお客様に商品提案が可能で、基本的には行内のパソコンと同じ情報を閲覧できることから、お客様の多様化するニーズに場所を選ばず迅速に対応することが可能になりました。

大画面タブレットは営業先で提案する際にも画面が見やすく、営業担当者をサポート

「営業担当者からは、お客様からの相談に対して現在の取引状況や、必要な書類など、その場で対応できるので非常に便利との声が届いています。お客様からも商品提案が見やすいと好評をいただいています」(長堀常務取締役)

また、業務端末タブレットの社外持ち出しには、通信中の情報漏えい、不正利用、紛失などのリスクが伴います。それらを防止するセキュリティ対策として、富士通の閉域ネットワークサービス(注2)を利用しています。

(注2)インターネットを経由しない閉域ネットワークを利用し、外部とは遮断されたセキュアな通信環境下で、高速モバイルアクセスを実現するサービス。

これにより、安全に営業先のその場で契約ができるようになり、業務をスピーディーかつ効率的に行えるようになりました。万が一タブレットを紛失した場合でも、いつでも回線を止めることも可能です。

タブレット利用のもう一つの効果として、ペーパーレス化も加速しています。経営会議などでは200~300枚の紙が必要であったものが不要となることでの紙の削減や、かつ準備に必要な時間や会議後の資料処分などの手間も削減でき、さらに業務の効率化が進んでいます。

武蔵野銀行様は現在タブレットを900台導入しています。今後も営業担当者の増加にあわせ追加で導入を進め、行内の業務端末も順次タブレットに切り替えていく予定です。

シンクライアント環境での安全な情報持ち出しを実現する「セキュリティワークフロー」

営業力強化に加えて、行内のセキュリティや情報漏えい対策への取り組みも強化しています。武蔵野銀行様は既にセキュリティ対策として、シンクライアント環境(注3)を構築されていました。

(注3)シンクライアント環境:個別の端末にデータを保持させず、書類作成・閲覧などの業務はサーバ上で行うセキュアな環境

しかし、以前利用していた情報持ち出し制御のシステムでは、業務上どうしてもデータの持ち出しや印刷が必要になった場合に紙での申請・承認を行っていたため、業務を遂行する上で時間がかかってしまうケースがありました。

武蔵野銀行 総合企画部経営政策室調査役
北森 啓也 氏

「情報の持ち出しに関するセキュリティ対策の改善は課題のひとつでした。そこで富士通さんにご協力をいただき、105の国内全拠点において合計2,300台の全業務端末から、不要な情報の持ち出しを制御するシステムの構築に取り組みました」(北森調査役)

富士通は、「外部媒体利用制限」「透かし印字の印刷・解除」「データの自動暗号化」に加え、情報の持ち出しに関する申請・承認のワークフローをシステム化した「セキュリティワークフロー」を構築しました。

効率的ながら行動のひとつひとつがセキュリティに繋がる仕組みを構築

データ化したことにより「どの情報を持ち出すのか」の確認もスムーズに。

印刷物にユーザー名・印刷日時などの情報を強制的に透かしで印字し、不要な持ち出しを抑止

武蔵野銀行様が行った、これら一連のシンクライアント環境での不正な情報持ち出し抑制は、地域金融機関では初めてのことです。

「従来の紙を用いた管理台帳による申請、承認、管理に比べて、大幅な業務の効率化が可能になりました。このセキュリティワークフローの実現により、申請や承認などの業務効率化とセキュリティ面での強化が同時にクリアされました。行員の働き方を変えることなくセキュリティが高まるという、ワークスタイル変革が実現できたと思います」(北森調査役)

「地域の皆様から一番に選ばれる銀行」を目指し、業務改革を続ける

銀行業務は、従来の預金や貸し出しだけではなく投資信託や保険など取扱商品が多様化しています。これらの投資相談の場面で、さまざまな情報を簡単に表示させられるタブレットを活用、そしてその活動の根幹を支えるセキュリティを強化していくことで、更なるサービスの発展が期待されます。

「近い将来、これまで営業店で行っていたことがすべてタブレットで可能となれば、お客様と接する機会がさらに増え、銀行のサービスがより身近に感じられる時代が来ると考えられます」(北森調査役)

未来の銀行のあり方を現実のものとしていくために、タブレットと「セキュリティワークフロー」の導入後もサービスの進化を目指して改善を進めています。

富士通は日々進化するICTの力で、お客様に満足と安心を与えるワークスタイル変革をトータルにサポートしていきます。

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