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デジタルが世界をどう変えるのか。今こそ、デジタル革新の時

宇宙の謎の解明をデジタルが可能に「スーパーカミオカンデ」の研究を支えて

2015年10月、日本にうれしいニュースが飛び込んできました。東京大学宇宙線研究所所長の梶田隆章さんのノーベル物理学賞受賞のニュースです。この偉業を生み出す研究者の多大な努力や発見の陰には、デジタルの力が貢献しています。

梶田さんの研究は「ニュートリノ」に質量があることを世界で初めて証明した実績によるもので、この発見を突き止めた巨大な観測施設「スーパーカミオカンデ」は、岐阜県飛騨市にあります。この施設は、地下約1000mの深さに5万トンの超純水を蓄え、約1万1000個の光センサーによって陽子崩壊の観測や、遠い宇宙から地球に届くニュートリノの観測をしています。

富士通はこのスーパーカミオカンデに最先端のHPC環境を構築。約20年間にわたり24時間365日、1日500GBに及ぶ膨大な観測データの収集および解析作業を担いこの研究を支援しています。

この偉大な発見は、人の知見と大量のデータと研究を支えるインフラがイノベーションを生み出した結果といえるでしょう。このようなデジタルの波が、私たちの生活やビジネス、社会に影響を及ぼし始めています。

IoTから人工知能(AI)、ロボットへ。第4のデジタル化の波がすぐそこに

私たちは今、かつて経験したことがない大きな転換期の真っただ中にいます。デジタル・テクノロジーが日々の生活、ビジネスそして産業や社会の隅々にまで浸透し、全く新たな価値を創造するとともに、従来のやり方の見直しを迫っています。

デジタル化の第1の波は、インターネットです。インターネットを活用することにより、一人ひとりのユーザーの多様なニーズに対応できるようになりました。例えば、ネットショッピングが従来の店舗展開に依存した小売りビジネスに対しては脅威となりました。

次に押し寄せた第2の波は、モバイルインターネットです。2007年以降、高性能なスマートフォンやタブレットが世界中で爆発的に普及し、いつでもどこでもネット接続が可能になり、私たちのライフスタイルは大きく変化しました。

今まさに衝撃を与えている第3の波が、モノのインターネット「IoT(Internet of Things)」です。インターネットにつながるデバイスの数は飛躍的に増加し、2020年には500億を超えるといわれています。身の周りの様々なモノに埋め込まれた微小なセンサーやコンピュータがクラウドにつながって、ビジネスや社会の新たな価値を生み出します。

しかし、もうすでに第4の波が足元まで来ています。それが段階的に実用化されつつある人工知能(AI)やロボットです。これまでインターネット空間に蓄積されたテキストや画像データに加え、新たに無数のセンサーから生み出される膨大なデータを機械が自ら学習し、人の判断や知識創造を手助けします。例えば、ドローンが橋梁などの社会インフラを点検し、AIが故障する前にその予兆を検知するといったシナリオが現実になります。人が機械と協調しながら課題の解決に挑む。そのような時代が始まろうとしています。

75%の企業がすでに対応を開始!今こそ、デジタル革新の時

出典 : ガートナープレスリリース 「ガートナー、『日本企業のデジタル・ビジネスに向けた準備状況』について調査結果を発表
7割超が『準備を進めている』と回答するも、全社的な活動と位置付けているのは 2割」 2015年10月2日
http://www.gartner.co.jp/press/html/pr20151002-01.html

商品やサービス、ビジネスモデルにクラウド・モバイル・IoT・ビッグデータ・AIといった先進デジタル・テクノロジーを組み込むことによって、商品競争力の強化、顧客との関係強化、あるいは事業の効率化を従来の改善とは異なる次元で実現することが期待できます。これがビジネスのデジタル革新です。デジタル革新はすでに、海外に限らず日本でも至るところで始まっています。

日本の75%の企業がすでにデジタル化の準備を進め、そのうちの約20%は全社的にデジタルビジネスを推進しています。そして、多くの企業はビジネスを成長させるための新たなつながりに注目しています。経営者の約3分の2(64%)が既存のチャネルに加えて、スマートデバイスやウェアラブル、コネクテッドカーなど、お客様との新たなつながりを獲得するチャネルを模索しています。ビジネスを成長させるために、多くの企業がいち早くデジタル情報を取り込み差別化を図ろうとしているのです。

今こそデジタル化の機会と脅威を正しく認識するとともに、変化の兆しを捉える感度を高め、具体的なアクションを取ることが求められているのです。

出典 accenture "Technology Vision 2015", 2013

デジタル革新実現の鍵は、人の創造性

TechShopから生まれたイノベーション

デジタル時代にイノベーションを生み出すには、3つの要素が重要になります。最も大事な要素は「人」。デジタル時代のイノベーションは、人がデジタル・テクノロジーを活用して生み出していくものです。そのためには、一人ひとりが創造性を発揮できる「場」が必要です。

米国発の新たなものづくりの潮流「メーカー・ムーブメント」の旗手として脚光を浴びるテックショップはその例です。同社は、広いスペースに3Dプリンターなどの多様な工作機械を取りそろえた会員制の工房を全米各地に展開。会員になれば誰でも自由に工房を利用し、創造性を発揮してものづくりを行うことができます。そこにはコミュニティーが自然に生まれ、お互いにアイデアを交換して夢の実現に向けた一歩を踏み出すことができるのです。2006年の創業以来、テックショップの工房からは、日本でもよく知られているモバイル決済ソリューション「Square(スクエア)」など画期的なイノベーションが次々と生み出されています。

このテックショップが、日本にもやってきました。富士通は同社と提携し、2016年4月に東京都港区アーク森ビルに大規模な「TechShop Tokyo」をオープンさせました。

デジタルでつながる、これからのビジネスモデル

デジタル革新を進めるうえで考えなければならない2番目の要素は「情報」です。

今、人だけでなくあらゆるモノからデータが生み出されるようになっています。しかし、この膨大なデータがすぐに役に立つわけではありません。データから不要なノイズを取り除いて意味ある情報に変え、分析を通じて知見を得ることが必要です。

最後の要素は、縦横無尽につながる「インフラ」です。IoTが進展し、ビジネスや社会のインフラは様々な境界を越えて相互につながっていきます。私たちを取り巻くインフラをつなぎ、情報から得られる洞察やインテリジェンスによって人の判断や行動を支援し、新たな価値を創出する。これがデジタル時代に人を中心に革新を起こしていくアプローチです。

今後、多様なモノやサービスが従来の産業の枠を超えてデジタルでつながり、革新的な価値を共創するデジタル・エコシステム(生態系)をつくりだしていきます。例えば、金融とICTが融合した新サービス(Fintech)や、人とロボットが協働するスマートなものづくり、ウェアラブル・デバイスと医療・介護をつないで人の健康な生活を支援するサービス、あるいは食・農業と流通が結びついたサービスのように、これまでの境界を越えて企業、官公庁、学術研究機関がエコシステムを形成していきます。

デジタル革新はすでに、至るところで動き始めています。富士通は、デジタル化の波を捉えた最先端テクノロジーを活用し、お客様と共にイノベーション実現を目指していきます。

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