お客様とともに働き方の今と未来を共創する場「Mobile Initiative Lab」取材レポート

2015年10月26日に東京・浜松町のショールーム、富士通トラステッド・クラウド・スクエアにオープンした働き方の今と未来を共創する場「Mobile Initiative Lab(モバイルイニシアティブラボ)」。(注)
今回、オープンしたばかりのラボにFUJITSU JOURNAL編集部が訪問し、共創ワークショップを体験しながらこれからの働き方について考えてきました!

デジタルウォールに一人一台のタブレット・・・Mobile Initiative Labはまるで理想のコワーキングスペース!?

ラボに入ってまず目をひくのが、壁一面の巨大スクリーンとデジタルウォール。タッチパネルで操作可能なウォールには、たくさんのイラストが描かれたカードが波のようにゆらゆらと揺れながら表示されています。座席には、タブレットが一人一台ずつセットされ、モバイルスキャナーや最新のテレプレゼンス環境も備わっています。Mobile Initiative Labでは、そんなICTに囲まれた空間でワークショップをおこない、お客様が目指す未来の働き方の実現をお手伝いしていきます。
「働き方を見直したいと思ってはいるけれど何から始めたら良いのかわからない・・・」、「ワークスタイル変革につながるヒントが欲しい。」そんな悩みをもったお客様にもリラックスした状態でざっくばらんにアイデアを出していただけるよう、心地よい照明やBGM、木のぬくもりを感じるインテリアなど、内装にも細かいこだわりが詰まっています。

(写真左) Mobile Initiative Lab、(写真右) ラボには最新のテレプレゼンス環境も備わっている

オリジナルのカードを使って、それぞれの想いを少しずつ具体化していく

それでは、早速ワークショップを始めましょう!
通常、ワークショップは120分のプログラムで構成され、冒頭では7,000社の導入実績とそこから生まれた300のアイデアをもとに、富士通が考えるワークスタイル変革や成功のポイントをお客様の事例や社内の実践事例を通してご紹介します。

ワークショップの前半は、オフィス・モバイル・ホームそれぞれの場で「こんなのあったらいいな」と思うものを考えていきました。
まずは、ディスプレイウォールに表示された300枚以上のインスピレーションカード(以下カード)の中から、「あったらいいな」と思う「コト」を選んでいきます。
ユニークなイラストとともにワークスタイル変革のヒントが記されたそれぞれのカード。「全員タブレット」や「オート議事録」など仕事の効率化につながりそうなものはもちろん、「畳スペース」や「アロマでリラックス」などのストレス解消につながりそうなもの、中には「走るオフィス」や「歩きながらミーティング」などちょっと斬新!?なものまで。カードを見て、気になるものに実際に触れ、動かしていくうちに、自然と参加者同士の対話が始まり、それぞれの想いが言葉になることで、ぼんやりとしていたビジョンが少しずつ具体化されていきます。

(写真左) それぞれのカードにはユニークなイラストとヒントとなることが記されている、(写真右) 長押しするとカードが拡大され、あっという間に手元のタブレットに転送される

皆で意見を出し合い深く考えることで、1枚のカードから現状の課題が見えてくる

壁一面に映し出された「ビジョンスケッチ」に転送されたカード。情報の整理や共有が簡単に出来るのもラボの魅力の一つ。

ウォールの中で気になったカードは、長押しするだけであっという間にスクリーンに映し出された「ビジョンスケッチ」に転送されるので、情報の整理や共有も簡単です。
ここからは、ビジョンスケッチを用いながらそれぞれが選んだカードを皆で共有し、ありたい姿をどんどん「深堀り」していきます。
「何故そのカードを選んだのか」を深く深く考えていくうちに、ありたい姿と現状とのギャップが少しずつ見えてきました。
1枚のカードから連想した「あったらいいもの」、「現状の課題」を各々が皆の前で発表し、ディスカッションを行います。互いに意見を述べ、参加者と共有し合うことで、課題の共通認識を持つ事が出来ます。

未来の働き方を実現するために「あったらいいもの」ビジョンスケッチが完成!

タブレットの画面を見ながら、「このカードは重要」、「このカードの分類はオフィスかな・・・?」そんな意見を出し合ながら、ビジョンを整理していきます。

最後のワークは、皆が選んだカードをオフィス・モバイル・ホーム、それぞれのカテゴリ毎に分類して、「未来の働き方ビジョンスケッチ」を完成させていきます。
スクリーンのスケッチは手元のタブレットで操作できるので、カードの移動や大きさ変更も簡単です。

そして・・・今回完成したビジョンスケッチはこちら!

「あったらいいな」を深く考えていくことで、それぞれが考えている理想の働き方を読み解くことができ、働き方の課題についての共通認識の見える化ができました。

ワークショップ後半は「現場・IoT編」。
前半と同じプロセスで、今度はワークスタイル変革を実現するために必要な「モノ」について考えていきます。
今度は、テクノロジーやICTなどワークスタイル変革に必要な「モノ」が描かれたカードから「2020年までにこんなものが職場にあったらいいな・・・」と考えるものを選び、もう一つのビジョンスケッチに落としこんでいきます。

「現場・IoT編」

まとめ

今回体験したワークスタイル変革の現在と未来を考えることが出来るオリジナルのワークショップ。
2時間という短い時間ながらも「コト」と「モノ」の2つの観点から働き方について皆で考えることで、「目指す姿は何なのか?」、「いつまでに何を準備すればビジョンを実現できるのか?」といったワークスタイル変革のヒントが見えてきました。

(注) 2016年5月17日より、富士通トラステッド・クラウド・スクエアは「FUJITSU Digital Transformation Center」としてリニューアルしました。これに伴い、「Mobile Initiative Lab」の名称も「FUJITSU Digital Transformation Center Studio」に変更しております。