健康診断の結果やレセプトを分析し、疾病の予防につなげる「データヘルス支援サービス」とは?

健診結果やレセプトを分析し、疾病の予防につなげる「データヘルス」

企業にとって、働く人の健康状態の管理は、重要な課題の一つです。現在、多くの企業が定期的な健康診断を実施するなど、健康管理に注力しています。そんな中、最近注目を浴びているのが「データヘルス」です。データヘルスとは、従業員の健康診断の結果やレセプト(診療報酬明細書)などから得られるデータ分析に基づいて、PDCAサイクルで効果的・効率的に保健事業を実施し、疾病の予防や重症化の防止につなげようとする取り組みです。

データヘルス計画は、2013年に政府の日本再興戦略でうたわれ.2015年より厚生労働省が健康保健組合に義務づけたものです。最近では、データヘルス計画の効果と効率性を高めるために、保険者と事業主が連携して保険事業を行うコラボヘルスの必要性が一層高くなっています。

多面的な健康分析をリーズナブルな価格で実現

このたび富士通は、東京海上日動火災保険(東京海上日動)様と共同で、国内の企業や健康保険組合向けに、「データヘルス支援サービス」の提供を開始しました。これにより、従来の健康診断・レセプトデータ分析システムに、東京海上日動様の健康経営に関する研究成果を融合した新型データヘルス支援システムを活用し、東京海上日動様のビジネスを支援します。

システムには、健康保険情報の分析結果を可視化する帳票200種を装備。多様なフォーマットで提供されるレセプトデータ、健康保険データなどから、従業員の健康課題の分析に必要な情報を適切に抽出します。また、データヘルスのPDCAを回す上で必要となる効果測定機能も装備し、健康事業活動を支援していくことも可能です。企業や健康保険組合から受け取った大切な医療情報については、最先端のセキュリティのもとに24時間365日、厳重に管理されている富士通の日本国内のデータセンターで保管します。

これにより、国内の企業や健康保険組合では、健康状態に即したより効果的・効率的な事業計画を立てるとともに、多面的な健康分析をリーズナブルな価格で実現することができます。

個人の生活情報を収集し健康管理

富士通は、1975年より医療機関向けに病院情報システムを提供しており、2007年にはネットワークを利用した健康増進事業を行う「株式会社ベストライフ・プロモーション」を設立。2011年からは、企業・健康保険組合向けに「データ分析サービス」「健康管理支援サービス」を提供してきました。

今後、一般家庭向けサービスとして、センシング技術などを用い、歩数、バイタル、食事など個人の生活情報を収集、蓄積する健康情報基盤を構築。個人が自身の健康を管理するための予防医療サービスや、臨床研究などを促進するサービスも提供していく予定です。