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ベトナム経済の発展と社会課題の解決のためにICTが果たす重要な役割とは?

[Fujitsu Asia Conference 2015 Ho Chi Minhカンファレンスレポート]

2015年10月13日、ベトナム・ホーチミンで「Fujitsu Asia Conference in Ho Chi Minh」を開催しました。
昨年度アジア7カ国で開催し、当社のアジアでの社会課題解決の取り組みについてお伝えしたFujitsu Asia Conference。ベトナムでは、昨年のハノイに続き今回のホーチミン市が二回目の開催となります。
本カンファレンスでは「Human Centric Innovation in Action」をテーマに、社会やビジネスでのイノベーション先行事例とアジア地域の豊かな未来を実現するテクノロジーについてご紹介しました。

アジア・ベトナムにおける富士通の取り組み

オープニングスピーチ 富士通ベトナム 社長 工藤 成

1999年の富士通ベトナム設立以来、当社はベトナムにおいてサービス、ソリューション、サーバー、スキャナーなどを提供しています。「富士通は今年創立80周年を迎えた。この長い歴史の中で培ったテクノロジー、ノウハウ、品質などをベトナムにも提供し、ICTを通じてベトナム社会の発展とお客様のビジネスの拡大に貢献していきたい。」と富士通ベトナム社長の工藤成は語ります。

「富士通グループのベトナムへのコミットメント」 富士通株式会社 執行役員・Asiaリージョン長 斎藤 淳一

続いて、当社執行役員・Asiaリージョン長 斎藤淳一からは、アジアにおける富士通グループのビジネスについてご紹介。特に北アジアと南アジアの文化の橋がけ的な存在であるベトナムは、富士通にとって重要な拠点であると強調し「食・農やヘルスケア、防災などソーシャルイノベーション領域でのビジネスを加速し、ベトナムの発展に貢献させていただきたい。」と今後のベトナムでのビジネス戦略について語りました。

ベトナム経済の更なる発展にICTがどのように活用されるべきか

「The role of telecom operator for ICT utilization in Vietnam」 Vietnam posts & Telecommunications Group, Vice President, To Manh Cuong 氏

ゲストスピーチには、Vietnam posts & Telecommunications Group(VNPT)の副社長 To Manh Cuong氏にご登壇いただきました。
Cuong氏は「現在、ベトナムは農業経済から知識経済にシフトしているが、今後のベトナム経済の発展のためには更なるICTインフラの整備が必要である。」とベトナム経済におけるICTの重要性を説明。VNPTの具体的な取り組みとして、行政手続きの電子化や医療におけるエコシステム形成、教育分野での電子連絡帳の整備などを挙げられました。

富士通株式会社 常務理事・グローバルマーケティング本部長 木滑 幹人

続く当社常務理事・グローバルマーケティング本部長 木滑 幹人による基調講演では、本カンファレンスのメインテーマでもある「Human Centric Innovation in Action」を実現するために新しい価値やサービスをどう生み出し、どのようにイノベーションを起こしていくのかを具体的な先進事例を交えながらお話しました。

デジタルテクノロジーを活用したイノベーションの例としては、位置情報クラウドサービス「SPATIOWL」を活用したインドネシアでの高速道路の交通情報提供サービスや日本での水素ステーション情報管理サービスをご紹介。
また、ICT農業を広めるベトナムでの取り組みとして、ベトナム最大のICT企業であるFPT社とともに食・農クラウド「Akisai」を活用し、スマートアグリカルチャー事業を展開することに合意し、現在、準備を進めていると話しました。
「製造業、農業、医療といった重要な事業分野の課題に対して、ICTの果たす役割はますます大きくなると考えている。異業種や地域間をこえたつながりによって新たな価値やサービスを生み出し、お客様とともにイノベーションを実現していきたい。」(木滑)

医療、セキュリティ、物流それぞれの領域におけるベトナムの課題とこれから

「ベトナムの医療実状及びモバイルヘルスの潜在的応用」 元ベトナム厚生省副大臣 准教授・博士 Le Van Truyen 氏

カンファレンスの後半は、医療・セキュリティ・物流といったベトナムで関心が高まっている3つのテーマについて、各分野のスペシャリストをお招きしビジネスセッションを実施。
元ベトナム厚生省副大臣の准教授・博士 Le Van Truyen氏からは「医療分野の課題の一つである地域間の医療格差は、モバイルヘルスの普及によって解決できると考えている」とベトナムの医療の実状におけるモバイルヘルスの重要性について語りました。

「サイバーセキュリティ時代にお客様・社会を支える富士通の取り組み」 富士通株式会社 セキュリティ エバンジェリスト 太田 大州

続いて、当社セキュリティエバンジェリストの太田 大州は「サイバー攻撃は、事業継続上の課題であり経営課題として捉えなければならない。」とサイバー攻撃がおよぼす経営リスクについて指摘します。
リスクに対応しお客様のICTの安心・安全を実現する取り組みとして「FUJITSU Security Initiative」をご紹介し、サイバー攻撃対策は内部侵入を前提とした上でマルウェアの早期発見や二次感染の防止をしっかりと行うことが必要であると説明。さらに、「IoT(Internet of Things)時代における複雑化したサイバー攻撃に立ち向かうためには、セキュリティのプロフェッショナル人材の育成も不可欠である。」と述べました。

「ベトナムの物流業界の現状」 SG SAGAWA VIETNAM 本部長 大和田 龍二 氏

本カンファレンスの最後にはSG SAGAWA VIETNAM 本部長の大和田 龍二氏にベトナムの物流業界の現状についてお話いただきました。「ベトナム国内の物流系システムについてはGPS機能や配車アプリなどが徐々に導入され始めているものの、現場レベルでの活用にはいたっていない」とベトナムにおける物流システムにおける課題を指摘した上で、「SG SAGAWA VIETNAMでは、日本同様の高品質なサービスの提供をベトナムでも行っている。より良いサービスを求める消費者が増えており、今後は品質系システムが重要となる。また、企業についてはこれまで以上に法の遵守が求められるため、休息・勤怠・メンテナンス・燃料・通行料などの情報のより高度な見える化などシステムの拡充が必要になる。」と説明されました。

Fujitsu Asia Conferenceの幕開け

今年度のFujitsu Asia Conferenceの幕開けとなったホーチミン開催。
ベトナムの経済や社会の課題を解決するためには、医療・セキュリティ・物流など社会やビジネスのあらゆる場でのICT活用や、業種や業界、更には国境を越えたイノベーションの共創が重要な鍵になっていきます。

今後もマレーシア、タイ、インドネシア、フィリピンなど、アジア各国での開催を予定しています。引き続きHuman Centric Innovation in Actionをテーマに各国でのICTトレンドや先進事例についてお届けしていきますので、ご期待ください。

注)記事内の人物の肩書は2015年10月イベント時のものです。

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