光伝送システムの新シリーズ「1FINITY」を提供開始

光伝送システムの動向

1990年代後半、国内外においてインターネットが急成長、様々なエンドユーザーへのサービスが普及すると、ネットワーク機器にも大容量化・多種サービスの効率的収容と伝送が求められるようになりました。この要求に対して、富士通は、WDM機能、SONET/OTN機能、サービス収容機能、パケットアグリゲーション機能などを、適用するアプリケーションや容量の要求に応じて最適にインテグレーションしたシステムをメニュー化し、「FLASHWAVEシリーズ」として提供することで光伝送分野において常にトップベンダーの位置を堅持してきました。

光伝送システムの動向として、近年顧客やネットワーク運用形態が多様化してきたことにより、今までの「オールインワン構成」より、カスタマイズが容易で機能ごとに機器を分割した「ディスアグリゲーション」(注1)構成がより適合するケースが増えてきます。そこで富士通は従来から提供しているオールインワン型の「FLASHWAVE」シリーズに追加して、ディスアグリゲーションを実現する「1FINITY(ワンフィニティ)」シリーズを新たに提供開始します。

(注1)従来WDM機能、トランスポート機能、スイッチ機能、アクセス機能等の複数の機能をオールインワンシステムとして提供していたものを、機能ごとに機器を分割して提供すること。

新規光伝送システム「1FINITY」の特長

「1FINITY」シリーズは、WDM機能、トランスポート機能、スイッチ機能、アクセス機能が別々のブレード群で提供されます。複数ブレードを組み合わせた運用が可能であり、お客様のニーズに合わせて初期投資を抑えながらシステムを段階的に構築していくことが可能です。また、世界最高クラスの小型化技術により1RU(注2)で各ブレードを実現し、無駄なスペースを生むことなくラック搭載が可能となります。更に、「FLASHWAVE」シリーズとの互換性も高く、現在の「FLASHWAVE」シリーズで構築されたお客様のネットワークをスムーズに「1FINITY」シリーズに移行することができます。

「1FINITY」シリーズは、2015年12月より北米で発売開始し、順次全世界へ展開する予定です。富士通は、今後当シリーズの提供を通して、あらゆるお客様のスピーディーなネットワーク構築に貢献します。

(注2)1ラックユニット(Rack Unit)の略。1Uとも表記され、19インチと23インチラックの1区画分(4.445cm)の高さに相当。