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車が走って渋滞を解消!?走行データで安全・快適な道路づくり

「プローブデータ」を活用し、安全で快適な道路づくり。
このように、最先端のデジタル・テクノロジーを活用した新たな取り組みが、至るところで始まっています。最新事例の数々をこちらからご覧ください。

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東京の道路整備はまだ不十分?

多くの人たちにとって、車は日々の暮らしにおける重要な移動手段です。ところが車が普及し、その利用が増えることによって、都市部では道路混雑による渋滞が慢性化しているのも事実。国土交通省の調査によると、東京23区部における車の平均走行速度は、時速18.5kmで、全国平均35.2kmの半分程度でした。(注1)

都市部で発生するこうした慢性的な渋滞は、大きな経済的損失をも引き起こしています。国土交通省の試算では、東京23区部の平均走行速度が時速30Kmになると、産業や都市活動が活性化され、4兆9000億円もの経済効果があると指摘されています。(注2)

そもそも交通渋滞とは、車の交通量が道路の交通容量を上回ることで発生します。現在、一般道を走る車の量は増加傾向にあり、とりわけ23区部では道路整備が交通量の増加に追いついていない状態と言えます。東京の道路率(ある地域の面積に占める道路面積の割合)は15%で、ワシントンD.C.の25%やパリの20%と比べると低く、道路整備がまだ十分ではないとされているのです。(注3)

(注1)国土交通省がほぼ5年ごとに全国の道路の利用実態を調査する「道路交通センサス」の2010年度の結果より
(注2)国土交通省の「道路交通センサス」の結果をもとにした東京都の試算より
(注3)全国道路利用者会議「道路ポケットブック2010年版」より

道路整備に「プローブデータ」を活用

それでは、どのようにして安全で快適な道路を整備していけばいいのでしょうか。そのためには、道路利用の現状を正しく把握し、的確な整備計画を立案する必要があります。そこで注目されているのが「車の移動軌跡情報を道路整備に役立てよう」という取り組みです。

車の移動軌跡情報とは、GPSを搭載した自動車から得られるデータのことで、「プローブデータ」とも言います。具体的には、走っている車の緯度や経度などの位置情報、時刻情報などで、これらをもとに生成される交通情報は、カーナビや道路状況の分析などで活用されています。

富士通は2012年より、グループ会社の(株)トランストロンと協力して、運送業者などの商用車のプローブデータを分析し、車の安全運行に役立つ情報に加工して提供してきました。さらに、プローブデータを利用して道路の利用実態を分析するサービスも、2014年から提供しています。

計画的で妥当性のある道路整備を

こうしたサービスをさらに拡大するため、富士通はこのほど新会社「(株)富士通交通・道路データサービス」を設立。「商用車データ分析サービス」「道路データ分析サービス(道路パトロール支援サービス)」の提供を開始します。

「商用車データ分析サービス」は、車両単位での利用経路が把握できるサービスです。これにより、例えば「高速道と一般道のどちらを選択したか」が分かるため、道路整備の効果測定や、適切な交通情報の提供が検討できるようになります。

商用車データ分析サービスの概要

一方、「道路データ分析サービス(道路パトロール支援サービス)」は、車のダッシュボードにスマートフォンを設置することで、走行時の車の振動から道路の劣化状態を分析し、道路整備に役立てようというものです。さらに、プローブデータなどの交通量と合わせて分析することで、道路の補修の優先度などを考慮した整備計画が立てられるようになります。

道路データ分析サービスの概要

また、交通量の予測や道路整備の計画業務を手掛ける(株)地域未来研究所と新会社「(株)富士通TR・REC研究所」を設立しました。これにより、これまでは勘と経験で行っていた道路計画立案も、専門家の知見による詳細なデータ分析に基づいて実行できるようになります。

今後、さらにこのようなデータを活用していくことで、客観性の高いデータに基づいて、道路インフラの維持・管理、新たな建設に向けて妥当性のある計画を実施できるようになります。

デジタル革新はいたる所で始まっています

このように、IoTやビッグデータなど、最先端のデジタル・テクノロジーを活用して、新たな価値を創り出し、ビジネスを変革していく「デジタル革新」の取り組みが、様々な現場で今、始まっています。

富士通は、お客様のデジタル革新を実現するため、クラウドをベースに最先端技術を実装したデジタルビジネス・プラットフォーム 「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc(メタアーク)」を提供しています。「MetaArc」は、富士通グループのグローバルなプラットフォームとして位置付け、企業や業界の枠を超え、人・情報・インフラをつなぐことを支援し、お客様の新たな価値創造と企業競争力強化に貢献していきます。
MetaArcの詳しい情報はこちらからご覧ください。

プローブデータの活用にご興味のあるお客様は、お気軽にご相談ください。

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