イベントレポート 「富士通フォーラム2015」見どころをご紹介

5月14日~5月15日に行われる「富士通フォーラム2015」のテーマは、「Human Centric Innovation in Action 」。IoTやビッグデータ、モバイルなど新たなデジタルテクノロジーの利活用で、「すでに動き出している(in Action)」イノベーションの数々を、講演やセミナー、展示デモを通じて幅広くご紹介しています。

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あらゆるものがネットワークでつながるハイパーコネクテッドワールドの時代。富士通が目指すのは、ヒューマンセントリックなICTでお客様のビジネスの成長をご支援し、社会の課題を解決していくこと。基調講演では、そのための富士通の新たな取り組みを代表取締役社長山本、執行役員副社長田中、執行役員常務阪井よりご説明させていただきました。

一方、展示ホールでは、「IoT×ビッグデータ」「ビジネスと社会のイノベーション」「クラウド」「セキュリティ」「ワークスタイル変革」「最先端テクノロジー」の6ゾーンで、約100もの展示デモをご覧いただけます。ここでは、その一部を、ご紹介します。

会場入口付近に設置されたテーマステージでは、「富士通フォーラム 2015」のテーマである「Human Centric Innovation in Action」についてのプレゼンテーションをご覧いただけます。

「ビッグデータ」ゾーン

ビッグデータとIoTという2つのキーワードを掛け合わせることで起こるイノベーションを、最新の事例を交えてご紹介しています。目を引くのは、大きく展示された「Factory Performance Dashboard」。あるハウスメーカー様の事例をもとに、工場内に様々なIoTデバイスを設置し、電力消費や生産実績、品質といったパラメータをセンシングしている様子や個別に管理されていたパラメータを総合的に把握し、ビッグデータとして解析することで、工場全体の最適化を実現した取り組みをご覧いただけます。見える化が実現するBIツールの活用による効率的な原因特定、機械学習の活用による高速かつ多様なバリエーションの予測、予測に基づくアラームや制御を行うダッシュボードの様子をご覧いただけます。

「ビジネスと社会のイノベーション」ゾーン

次世代のものづくりの姿を実感できるのが、「ものづくり革新」コーナー。ここでは、人とロボットの協調が、いよいよ現実的なものとなってきたことを体感いただけます。「次世代ものづくり 自律型製造システム」のデモでは、複数のロボットを制御するための「四角いブロックを積み上げる」というプログラムが自動生成され、それに応じて2台のロボットの動きが変化していく様子をご紹介。また、積み上げたブロックが途中で崩れるといった「不測の事態」に対し、ロボットが自ら判断して、再度、プログラム通りに積み直すという自律型の機能もご覧いただけます。

「サプライチェーン・マネジメント」コーナーでは、ビーコンによって店舗内の「人の動き」を把握できるソリューションをご紹介。ここでは、実際に説明スタッフに約2.5×約4センチ大のビーコンを持たせ、会場内4カ所に設置したセンサーで居場所と動きをモニタリングしています。実際の店舗などに応用した場合、「ベテラン店員と新人販売員の店舗での動きの違い」などを把握できるので、店舗での販売促進のための取り組みなどに役立つ情報活用方法についてご覧いただけます。

「食・農業」のコーナーでは、日本初となる静岡県磐田市でのスマートアグリカルチャーの取り組みをご紹介しています。これは磐田市様、オリックス様、増田採種場様との「共創」で、農業を基点とした地方創生を実現しようという取り組みです。展示コーナーでは、その取り組みの内容を、専用のヘッドマウントディスプレイによる3D映像でご覧いただけます。

また、最新のIoTデバイス、センサーを配置したハイテクな温室をイメージした展示では、トマトやパプリカ、ケールなどの栽培を想定した次世代農業の姿をご紹介。温度・湿度、土壌の状態などを細かくセンシングし、それらの情報をもとに「農事業コックピット」で生産・栽培環境をコントロールする仕組みをご覧いただけます。

「交通・車」のコーナーでは、次世代の車の運転席を体験できます。運転者のタブレット端末を運転席に設置すると、そこに360度の監視システムで車に近づく人や物体が表示されるシステムや、運転席をモニタリングして運転者に安全運転を促すシステムをご紹介。また、渋滞や坂道などで速度が遅くなった場合に、その状態を検知して走行状態を最適に制御する新たなエネルギーマネジメントシステムによる燃費改善の仕組みもご覧いただけます。

「クラウド」ゾーン

2015年5月12日に発表したばかりのパブリッククラウドサービス「K5」の展示デモをはじめ、様々なクラウドサービスや、親和性の高いプラットフォームを組み合わせたハイブリッド・マルチクラウドインテグレーションについてご覧いただけます。

「セキュリティ」ゾーン

標的型攻撃などのリスクが高まる中、「不審なメールのURLをよく確認もせずにクリックしてしまう」など、社員の行動特性から被害に遭いやすい人を判定する技術をご紹介しています。富士通の社内外約2000人の調査をもとに作成した問題をご用意し、実際にその場で回答していただくことで、「自分自身がどれだけ標的型攻撃などの被害に遭いやすいか」のICTリスクをご確認いただけます。
さらに、サイバーセキュリティのスペシャリスト育成のための「富士通サイバーセキュリティコンテスト」の様子もご覧いただけます。

「ワークスタイル変革」ゾーン

ワークスタイル変革を実現する共創空間「HAB-YU」でのワークショップやコンサルティングを体感できるコーナーなど、多くのお客様のワークスタイル変革へのご支援で培ったノウハウで、新しいICT活用をご覧いただけます。

「最先端テクノロジー」ゾーン

富士通のヒューマンセントリック技術が、ビジネスや人々の生活をどう変えていくのか、具体的な事例を交えてご紹介しています。

「網膜走査型レーザアイウェア」は、2016年春には視覚障害者の補助器具として発売される予定です。超小型プロジェクタをフレームに搭載し、装着者の網膜をスクリーンとして画像を映し出す仕組みで、フォーカスフリーで映像を見ることができます。実際に装着してみて、どう見えるのかを体験できます。

最新プロダクトでは、2015年度中に実用化予定の「指輪型ウェアラブルデバイス」も公開しています。空中で文字を描くように動かすだけで、文字や数字を入力したり、表示された情報を選択できるのが特徴です。実際に指に装着して、空中を動かくことで、操作性をご体感いただくほか、ヘッドマウントディスプレイやイヤホンとの連携で拡大する利用シーンもご紹介しています。

IoTやビッグデータ、モバイルなどデジタルテクノロジーは、人々の暮らしをどう変え、社会にどんなイノベーションを起こすのか。「富士通フォーラム2015」の会場に足をお運びいただきご体感ください。