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次世代エネルギーの未来を切り拓く富士通の「水素ステーション情報管理サービス」

大気汚染や地球温暖化などの環境問題が多いなかで、二酸化炭素の排出量をゼロにする可能性をもつ水素への期待が高まっています。クリーンで、枯渇することのないエネルギー資源の確保は、今後の重要な課題と考えられます。特にエネルギー資源の乏しい日本では、次世代エネルギーとして、水を分解して取り出すことも可能な「水素」に注目が集まっており、エネルギー業界、自動車メーカーのみならず、様々な業界の企業が水素エネルギー社会の実現に向けて動き始めています。その中で富士通はICTを活用した取り組みを進めています。

次世代エネルギー水素の普及のために

水素を燃料に使った燃料電池自動車(以下、FCV)は、水素と酸素の化学反応によって得られた電気を動力に走り、排出されるのは化学反応によって生成された「水」のみです。つまり、FCVが普及すれば、地球温暖化ガス排出低減、エネルギー問題の解決につながります。しかし、2015年3月現在、FCVへ水素を充填する水素ステーションの数が少なく、FCV普及の一つの課題となっています。そのためFCVユーザーへステーションの正確な情報を伝えるICTが必要とされています。

(東京都・八王子高倉水素ステーション)

FCVユーザーにカーライフを満喫していただくには、「いつ」「どこで」水素の充填が可能なのかという情報をタイムリーに提供し、FCVという新しい自動車に対する不安を解消する必要があります。
富士通は、水素燃料を充填するステーション情報をリアルタイムに提供するサービスを実現することで、クリーンな次世代エネルギーの普及を推進し、新たなエネルギー社会の実現につなげたいと考えています。そこで今回、水素ステーションの情報を収集・提供する「水素ステーション情報管理サービス」をクラウド基盤に構築し、提供を開始しました。

水素ステーション情報と利用者をつなぐSPATIOWL(スペーシオウル)

「水素ステーション情報管理サービス」とは、オープンなクラウド基盤である「SPATIOWL(スペーシオウル)[注1]」を活用して、水素ステーションの位置情報、稼働状況をリアルタイムに提供するサービスです。水素ステーションは従来のガソリンスタンドのような固定式に加え、移動式も今後普及することが見込まれています。固定式と異なり、曜日や時間帯により場所が異なることのある移動式では、正確な稼働情報のリアルタイムな提供が極めて重要となります。SPATIOWLは、水素ステーション情報を、的確にご提供します。

[注1] クラウドサービス基盤「スペーシオウル(SPATIOWL)」とは

空間を意味する「spatio-(スペイシオ)」と、知恵の象徴であるふくろう「owl(アウル)」を組み合せた新しい言葉で、空間を論理的に司ることで有益なサービスを提供するという意味を込めて名付けられました。走行する車両から収集される速度や位置などの情報、人や施設の情報、センサー情報、インターネット情報などから収集される多種多様な大量の位置情報を活用し、新たな価値を提供するサービスです。
最近の事例としては、「リアルタイム交通情報提供サービス」、「道路管理支援サービス」、「都市情報クチコミサービス」の提供のほか、自治体のオープンデータなどと組み合わせた「移動者向け災害情報提供プロジェクト」や、イベントやおでかけスポットを表示する「子育て支援アプリ実証実験」への参画といったものがあります。

トヨタ自動車株式会社様の活用事例

トヨタ自動車(株)様は、2014年12月に燃料電池自動車「MIRAI」を発売し、専用のT-Connectナビ、及びT-Connectの申し込みで利用可能な MIRAI「T-Connect DCM[注2]パッケージ」の提供を開始されました。
([注2] Data Communication Moduleの略、データ通信モジュール)

このサービスは、最新のテレマティクスサービス「T-Connect」をベースに、FCV特有の燃料補給などに対する不安の軽減を目的とした専用サービスを追加したものです。ナビアプリ「水素ステーションリスト」とスマホアプリ「Pocket MIRAI」の、2つの専用サービスで富士通の「水素ステーション情報管理サービス」をご活用いただいております。これらのサービスでは、富士通の「水素ステーション情報管理サービス」から配信されるリアルタイムの水素ステーションの店舗情報・稼働状況を確認することが可能になっており、FCVユーザーの充実したカーライフをサポートしています。

ナビアプリ「水素ステーションリスト」

ナビアプリ「水素ステーションリスト」では自車から近い3か所の水素ステーションをリスト表示します。ドライバーは、リアルタイムで水素ステーションの店舗情報や稼働状況などを確認した上で、ナビの目的地に設定することが可能です。

スマホアプリ「Pocket MIRAI」

スマホアプリ「Pocket MIRAI」では、車両から離れていても、水素残量や走行可能範囲といった車両情報を見ながら全国の水素ステーションを検索することが可能です。カーナビへの目的地設定をすることも可能です。

トヨタ自動車(株) e-TOYOTA部テレマティクス事業室 山田 貴子様

「富士通の『水素ステーション情報管理サービス』は、水素社会の実現に向け、大切な役割を担っていると感じています。使い勝手のいい開発環境はスピーディな開発につながり、大変助かりました。私共も引き続き、お客様が笑顔になっていただけるサービスを目指し、お客様や関係事業者様のご意見も聞きながら、大切に育てていきたいと思います。」

持続可能なエネルギー社会へ

エネルギー問題は長期的に取り組んでいく社会全体の課題です。CO2排出削減に向け、水素エネルギーを普及させるには、単に「エコ」というだけではなく、エネルギーを使うユーザーの利便性を向上させることで初めて加速します。

今後は水素ステーションの位置情報だけではなく、交通情報やオープンデータを組み合わせて情報提供することでサービスを拡充していきます。

イノベーションビジネス本部テレマティクスサービス統括部 マネージャー 金田 丘

「『水素ステーション情報管理サービス』のベースになっているスペーシオウルはオープンなクラウド基盤ですので、様々な企業との連携ができます。それぞれの企業が得意なエリアを提供しながらタッグを組み、イノベーションしていくことで、水素エネルギーも普及していくと思っています。」

富士通は、持続可能なエネルギーにより、人にやさしい豊かな社会の実現を目指していきます。

燃料電池自動車「MIRAI」の展示について(2015年3月末現在)

トヨタ自動車株式会社様のトヨタ会館にて、本記事でご紹介した燃料電池自動車「MIRAI」が展示されております。「MIRAI」本体とともに燃料電池自動車の量産化を実現した技術や、通常では見られない水素タンクなどの内部構造のほか、水素エネルギーの仕組みや、安全技術、歴代のトヨタ車などがご覧いただけます。

トヨタ会館

  • 開館時間
    月~土曜日 9時30分 ~ 17時
  • 休館日
    日曜日、年末年始、ゴールデンウィーク、工場夏季休暇

※開館時間・休館日は変更になる可能性がございます。ホームページをご確認ください。

<トヨタ会館お問い合わせ窓口>
〒471-8571 愛知県豊田市トヨタ町1番地 0565-29-3345

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