フィリピンのビジネスを加速するこれからのICT活用とは・・・?

[Fujitsu Asia Conference 2014 Manilaカンファレンスレポート]

2015年2月16日、フィリピンのMakati Shangri-la Hotelで、企業のトップやリーダーの方々をお招きし、「Fujitsu Asia Conference in Manila」を開催しました。
昨年9月のシンガポールを皮切りにスタートしたFujitsu Asia Conferenceも今回のフィリピンで7カ国目。「Human Centric Innovation」をテーマに、フィリピンのビジネスを加速するこれからのICT活用について考えるとともに、当社のビジョンやアジア地域でのビジネスについて、具体的な取り組みを交えながらお話ししました。
200人を超えるお客様にお集まりいただき、盛況のうちに終了した2014年度最後となるFujitsu Asia Conferenceの様子をお届けします。

フィリピン、アジアにおける富士通の取り組み

オープニングスピーチ
富士通フィリピン Country Head, Raul Santiago

始めに、富士通フィリピン(FPI) Country Head, Raul Santiagoが登壇。「FPI創立40周年の記念すべき年に、当社のビジョンやこれからのフィリピン・アジア地域でのビジネス展開について皆さまに直接お話することが出来、光栄である。」と開会の挨拶を述べました。

「アジアにおける富士通の取り組み」
Asiaリージョン長 斎藤 淳一

続いて、Asiaリージョン長 斎藤淳一からは、アジアにおける富士通グループの活動をご紹介。グローバルにお客様のビジネスをサポートしていくための、日本・アジア・EMIA・米州・オセアニアの5つのリージョンからなるグローバルマトリクス体制についてご説明するとともに、アジアでのビジネス方針として「既存システムの最適化『モダナイゼーション』、クラウド・モバイル・ビッグデータなどICTをベースとした『ビジネスイノベーション』、社会課題解決の取り組み『ソーシャルイノベーション』の3つの柱を軸にビジネスを展開していく」と当社のマーケットアプローチについてご紹介しました。

Human Centric Innovation

「Human Centric Innovation-How will the future be different?」
富士通株式会社 グローバルマーケティング本部長 木滑 幹人

基調講演には、当社グローバルマーケティング本部長 木滑 幹人が登壇。本カンファレンスのメインテーマでもある「Human Centric Innovation」について、ビッグデータやバーチャルリアリティを活用した最先端のものづくりや、シリコンバレーに拠点を置いたオープンイノベーションプロジェクトなど、具体例を交えながらお話しました。また、アジア各国の社会課題解決に向けた活動として、SPATIOWLを活用し渋滞緩和を目指すプローブ交通情報提供サービス(インドネシア)や、森林火災を早期に検出する画像処理技術(中国)、農業技術の発達を目指すスマートアグリカルチャープロジェクト(ベトナム)についてご紹介しました。

ビジネスにイノベーションを起こす第3のプラットフォーム

「Accelerating Innovation on the 3rd Platform?」
IDC ASEAN Associate Director, Roger Ling 氏

ゲストスピーチには、IDC ASEAN Associate Director, Roger Ling氏にご登壇いただき、「クラウド、ビッグデータ、モビリティ、ソーシャル技術からなる第3のプラットフォームがあらゆる産業においてイノベーションをもたらしうる」と、第3のプラットフォームがこれからのビジネスにもたらす価値について、先進事例を交えながらご説明いただきました。また、「フィリピンのICT支出は2015年も増加傾向で、ASEAN市場にとってもプラスの価値をもたらす」とフィリピンのICT動向についても解説いただくと、来場者のみなさまも熱心に耳を傾けていました。

ビッグデータ、防災・・・フィリピンにおけるICT活用の鍵

「From Big Data to Big Value」
Fujitsu Technology Solutions
Principal Product Marketing Manager
Gernot Fels

「今、あるべき事業継続対策について
~東日本大震災の経験から学んだこと~」
富士通株式会社 CSR推進室長
濱田 真輔

カンファレンスの後半は、日経BPクリーンテック研究所副所長 河井 保博氏をモデレータに迎え、「新たな未来の到来」をテーマにビジネスセッションを実施。

まずFujitsu Technology Solutions Principal Product Marketing Manager, Gernot Felsからは、ビッグデータが社会やビジネスにもたらす価値と、当社のビッグデータの取り組みについて最新技術を織り交ぜながらご説明。「お客様のビジネスをワンストップで支援可能な当社のビッグデータソリューションに是非ご期待いただきたい。」と力強く語りました。

次に当社CSR推進室長の濱田 真輔が登壇。講演の前半は、空間線量測定システムや、迅速な災害対策・情報伝達を可能にする防災・防犯情報共有システムなどICTを活用した当社の復興活動についてお話しました。
後半では、富士通アイソテック(福島県)の東日本大震災での被災経験を元に、企業にとっての事業継続計画(BCP)の重要性を訴えました。そして、「富士通が得たこの知識や経験をアジアの国々にも共有していきたい」と強く述べました。

講演者
  • Raul Santiago Country Head, Fujitsu Philippines, Inc.

  • Asiaリージョン長 斎藤 淳一

  • 富士通株式会社
    グローバルマーケティング本部長 木滑 幹人

  • Roger Ling 氏 Associate Director, IDC ASEAN

  • Gernot Fels Principal Product Marketing Manager, Fujitsu Technology Solutions

  • 富士通株式会社
    CSR推進室長 濱田 真輔

  • <モデレータ>
    日経BPクリーンテック研究所
    副所長 河井 保博 氏

ご来場者様の声

富士通のビジョンや技術力の高さが理解でき有意義なカンファレンスだった。(現地企業)

IoTやBig Dataの最新状況は非常に有益であった。また、災害はフィリピンにとっても深刻な問題であり、考えさせられた。(現地企業)

富士通のイベントには初めて参加したが、農業など新しい分野でのビジネスについても知ることが出来、興味深かった。(現地企業)