急成長を遂げるミャンマーにICTで貢献―ヤンゴン支店開設

[Fujitsu Asia Conference 2014 Yangonカンファレンスレポート]

2014年11月7日(金)、ミャンマー最大の都市ヤンゴンにアジアにおける富士通グループ107番目の拠点として、ヤンゴン支店を開設しました。
「INTERNATIONAL MYANMMAR ICT EXHIBITION 2014」(主催:Myanmar Computer Federation (MCF))およびオープニングセレモニー、「ヤンゴン・コンピュータ大学 富士通ICTラボラトリ開所式」、「Fujitsu Asia Conference in Yangon and Yangon Branch Opening Ceremony」の3つのイベントが行われた支店開所日の様子をレポートします。

INTERNATIONAL MYANMAR ICT EXHIBITION 2014

11月7日(金)~9日(日)までの3日間に渡り開催された「INTERNATIONAL MYANMAR ICT EXHIBITION 2014」。世界各国のICT企業が参加する中、富士通はプラチナスポンサーとしてブースを出展。富士通ブースでは、ミャンマーでの豊かな社会作りに貢献し得るテクノロジーとして、スーパーコンピュータ「京」[注]を活用した防災や、創薬のシミュレーションや、「触感タッチパネルタブレット」などをご紹介。他にも、今後ミャンマーで展開する製品として、サーバー、ストレージ、ノートパソコン、スキャナなどを展示しました。

また、展示会初日の7日(金)朝8:00から行われたオープニングセレモニーでは、当社執行役員副会長の肥塚が基調講演に登壇。

1977年にODA(政府開発援助)プロジェクトとして通信の案件を手がけて以来、約40年間に渡るミャンマーでの富士通の取り組みや、農業や災害予測、医療分野におけるICTを活用した当社事例についてお話しました。

[注]スーパーコンピュータ「京」:理化学研究所と富士通の共同で開発したスーパーコンピュータです。

「INTERNATIONAL MYANMAR ICT EXHIBITION 2014」オープニングセレモニー 基調講演
富士通株式会社 執行役員副会長 肥塚 雅博

ヤンゴン・コンピュータ大学 富士通ICTラボラトリ開所式

続いて、場所をヤンゴン・コンピュータ大学(以下UCSY)バハンキャンパスに移しUCSYと合同で「ヤンゴンコンピュータ大学 富士通ICTラボラトリ開所式」を行いました。

ミャンマーにおける将来のICT業界をリードする人材輩出を目指し、UCSYのバハンキャンパス内に設立した富士通ICTラボラトリ。

20名の学生を一度に教育出来るこの実習室(ラボラトリ)では、特に実践的なSE教育に主眼を置き、ICT技術者の教育支援を行います。

開所式にご登壇されたDr.Saw Sanda Aye UCSY副学長からは、今回の富士通ラボラトリ設立について「昨年の8月からラボ設立を企画し、今日という日を迎えることが出来た。機材の整った環境でICTに関する高度な教育が出来ることは非常に喜ばしい。富士通に感謝したい。」と謝辞をいただきました。当社グローバルマーケティング本部長の木滑は「学生の皆さんにはミャンマー、ASEAN、そして日本に貢献する人材に育って欲しい」と富士通ラボラトリ設立の思いを伝えるとともに、今後ミャンマーのICT産業を支える人材育成に向け、ソフトウェア開発に関する教材開発や、トレーナートレーニングなどの支援、インターンシップの開始(2017年)など、具体的な取り組みについてご説明しました。

UCSY代表挨拶
Dr.Saw Sanda Aye UCSY副学長

富士通代表挨拶
グローバルマーケティング本部長 木滑 幹人

開所式の後行われた富士通ラボラトリ見学には、UCSYおよび当社の関係者や学生などラボに溢れんばかりの人にお集まりいただきました。富士通ラーニングメディアの講師の説明を聞きながら、真剣な眼差しでラボ内に設置されたPCを操作する学生の姿がとても印象的でした。

ラボの前で行われたテープカットには、本開所式にご出席されたDr. Ba Shwe科学技術省副大臣、U Thein Oo MCF顧問、Dr.Saw Sanda Aye UCSY副学長やUCSYの学生にもご参加いただいた。

富士通ラボラトリ内の様子

Fujitsu Asia Conference in Yangon and Yangon Branch Opening Ceremony

そしてこの日最後に行ったのが「Fujitsu Asia Conference in Yangon and Yangon Branch Opening Ceremony」。シンガポール・タイ・ベトナムに続く4回目の開催となった本カンファレンスでは、ミャンマーの企業や政府などのトップやリーダーの方々をお招きし、富士通がICTを活用してミャンマーやアジアの皆さまにどのように貢献しようとしているかをご紹介するとともに、当社ヤンゴン支店開設のご挨拶を行いました。

カンファレンスのゲストスピーチには、H.E. Dr. Ba Shwe科学技術省副大臣、在ミャンマー日本大使館 樋口 特命全権大使、U Zaw Min Winミャンマー商工会議所副会頭、U Khun Ooミャンマーコンピュータ連盟会長にご登壇いただいた。

まず始めに、当社執行役員常務・アジアリージョン長の田中が登壇。ミャンマーを始めとするアジア地域における当社のビジネス概況と、今後アジアでどのような方針でビジネスを展開していくかについてご説明。「ミャンマーのお客様にとってかけがえのないパートナーとなるよう、富士通グループ一体となりビジネスを行っていく」と力強く述べました。

続いて、ヤンゴン支店長の辰巳からは、ヤンゴン支店開設のご挨拶とミャンマーでの具体的なビジネスの取り組みをご説明。「ミャンマーでのビジネス戦略として、ODA プロジェクト、ミャンマーの日本企業、ICT人材の育成の3つに注力し、ミャンマー企業のパートナー様とともにビジネスを進めていきたい」と語りました。

「アジアにおける富士通の取り組み」
富士通株式会社 執行役員常務 アジアリージョン長 田中 達也

「ヤンゴン支店開設ご挨拶」
富士通株式会社 ヤンゴン支店長 辰巳 徳朗

基調講演には、当社副会長の肥塚が登壇。「Human Centric Innovation」をテーマに、今後ICTがビジネスや社会にどのように活用されていくのかについてご説明。ミャンマー金融市場発展に向けて大和総研様、KDDI様と共同で行ったミャンマー中央銀行への同国初となるクラウド型コンピュータ環境の導入実績を交えながら、ミャンマーの成長に向けて当社の技術や製品、サービスがどのように貢献出来るかについてお話しました。

カンファレンス最後の特別講演には、ミャンマーコンピュータ連盟顧問のU Thein Oo氏がご登壇されました。急成長を遂げるミャンマー市場で成功する為には、ローカル企業との提携やスピード感のある実行が重要であると力強くお話をされ、カンファレンスに参加された皆さまも熱心に耳を傾けられていました。

「Human Centric Innovation How will the future be different?」
富士通株式会社 執行役員副会長 肥塚 雅博

特別講演
U Thein Ooミャンマーコンピュータ連盟顧問

ご来場者様の声

INTERNATIONAL MYANMAR ICT EXHIBITION 2014
  • 富士通がPCを扱っていたのは知っていたが、このような多くのテクノロジーを持っているとは知らなかった。特に「触感タブレット」の技術は素晴らしいと思う。製品化を楽しみにしている。
ヤンゴン・コンピュータ大学 富士通ラボラトリ開所式
  • 今回、ICTラボを作ってくださり本当に感謝している。ラボで講義を受ける日を楽しみにしている。(UCSY学生)
Fujitsu Asia Conference in Yangon and Yangon Branch Opening Ceremony
  • 富士通のビジョンや姿勢が伝わるとても興味深い会だった。富士通製品・サービスを取り扱いたい。(現地企業)
  • カンファレンス全体を通して良い構成だった。特別講演のU Thein Ooの言葉は力強かった。(日本企業)