動物病院や自治体、飼い主がつながり、人とペットが安心して暮らせる社会に

家族同然のペット、病気やケガなど心配事も数多い

本格的な夏目前のこの季節、天気の良い日に出かけると、ペットを連れた人とよく出会います。内閣府の調査によると、ペット飼育率は3割とされています。家族の一員として、ペットと触れ合うことで心が癒されたり、一緒に暮らすことに生きがいを感じたりしている人も少なくないでしょう。

そんなペット愛好家にとって気になるのはペットの健康状態。とくに、昼間に仕事や用事で外出することが多い人にとっては、暑さが厳しくなるこの時期、大切なペットが部屋で熱中症にならないかなど、心配事は絶えないのではないでしょうか。

富士通は、そんな飼い主の方々の気持ちにICTで応えています。例えば、ペットと離れているときでも健康状態を見守ってあげられるサービスなど、人とペットが安心して一緒に暮らしていけるように支援しています。

ペットが急病! そんな時も安心して治療が受けられる

富士通が提供しているのは「どうぶつクラウド」と呼ばれるサービスです。これは、動物病院やペットサービスの事業者、自治体や研究機関などを連携させ、ペットについてのさまざまな情報を共有することで、ペットの健康管理、感染症の予防、病気になったときの治療などを、より充実させようという取り組みです。

例えば、ペットが急病になったとき、かかりつけの動物病院でなく、夜間医療を受けることもあるでしょう。そんなときでも、かかりつけの動物病院と救急病院とがクラウドで連携し、ペットの普段の健康状態の情報をお互いに共有していれば、飼い主は安心してより適切な治療を受けることができるのです。このようなことを可能にするための取り組みを行っています。

また、今後出張や旅行でペットを預けなければならない時など、ペット事業者と飼い主をクラウドでつなげて、ペットの状態をメールなどでお知らせするサービスも予定しています。

ペットの健康状態を「見える化」し、ともに暮らせる社会に

このような取り組みは、すでに一部で実用化され始めています。富士通は、動物病院向けの管理システムを手掛けるアニコム ホールディングス株式会社と共同で、全国の動物病院向けに「どうぶつクラウド」を用いたクラウド型動物病院向け医療支援サービス「アニレセF」の提供を進めているほか、ペットに取り付けて日々の健康管理をするセンサー「わんダント」も開発。飼い主は、日々の活動状態を把握できるので、ペットの健康管理を手軽に行えます。また今後は、異常を検知した場合に緊急アラートで通知することで、離れている場合も安心して見守りができるなど、きめ細かいペットケアを実現していきます。

ペットは言葉が話せません。そんなペットの健康状態をICTで「見える化」し、多くの人たちが「どうぶつ」を大切に想って暮らせる社会を実現したい。富士通が目指していることです。