いつでもどこでもスマートデバイスで。自宅PCの操作が可能

スマートフォンやタブレットで自宅PCのデータを操作できたら便利なのに。その願いに応える技術を富士通が開発しました。スマートデバイス上でファイルを1タップするだけで、自宅PCが起動し、目的のファイルに素早くアクセス。さらに閲覧も編集も共有も、自由自在に行えます。ICTの進化によっていつでもどこでも必要なデータを活用できる環境が、もうすぐ実現します。

スマートデバイスをビジネスでもプライベートでもフル活用!

今や家庭への普及率が約50%となったスマートフォン。日本国内で年間約4000万台が出荷される携帯電話端末において、その75%の約3000万台がスマートフォンです。スマートフォンに代表されるスマートデバイスは、通話以外にも、電子メールや無料のコミュニケーションアプリで、さまざまな使い方を楽しめるのが魅力。しかも最近では、自宅のPCに保存したファイルをクラウドストレージにコピーして、離れたところに住む家族や友人の間で同じファイルを閲覧するなど、ビジネスだけでなくプライベートでの活用シーンが増えています。このように、スマートフォンやタブレット端末など、スマートデバイスの多様な機能をフル活用していこうという動きは、今後、ますます広がりをみせると考えられています。

クラウドストレージやリモートデスクトップの不便さを解消

スマートデバイスを活用する際、利用者がいくつかの「不便さ」を感じているのも事実です。例えば、自宅のパソコンに保存したファイルをコピーして外出先からスマート端末で閲覧したり、離れたところに住む家族や友人の間で同じファイルを閲覧したりする「クラウドストレージ」は、保存容量が限られているため、容量を追加するためには費用が必要となります。スマートデバイスで自宅のパソコンにリモート接続する「リモートデスクトップ接続」は、目的のファイルを探し出すまでにいくつもの手間と時間がかかります。また、MS Office®のWordやExcelなどのファイルは、クラウドサービスや自宅の外からアクセスできる家庭内のストレージに置かれていたとしても、スマートデバイスに専用アプリのインストールが必要です。

このように、既存の方法では、スマートデバイスをフル活用したいという利用者のニーズを完全に満足させることはできませんでした。

どこからでも1タップするだけで目的のファイルにアクセス

富士通は、スマートデバイスを使って、どこからでも自宅のパソコン上に保存してあるファイルに簡単にアクセスできる技術を開発しました。スマートデバイス上でファイルを1タップするだけで、自宅のパソコンを自動起動させ、素早く目的のファイルへとアクセスできます。この技術を用いることで、離れた所に住む家族や友人に、自宅のストレージに保存してあるプライベートな写真や動画を見せることができます。また、自宅のパソコンで編集したMS Office®のWordやExcelなどのファイルに外出先からアクセスし、読み書きすることも可能です。

今回の技術を2014年度中に実用化し、パソコン、スマートフォン、タブレットへの搭載を目指します。「システムが人に寄り添う」ことで、人々がシステムを意識することなくサービスを享受することのできる”ヒューマンセントリック・インテリジェントソサエティ”を実現していきます。