お見通しです、ドライバーの睡魔。センサーで、眠気の予兆を検知

ドライバーの眠気や居眠りが原因で起こる事故というのは、ブレーキやハンドル操作による危険回避がとられず、被害が甚大になる傾向があります。そこで富士通は、居眠り運転撲滅をめざし「眠気検知センサー」を開発。スマートフォンでドライバーの眠気の状態を常に確認できるほか、眠気を検知すると警告を発し、「まだ大丈夫」という過信や「ついうっかり」という「油断」を減らしていきます。

ドライバーの耳に付けるクリップ型センサーで眠気を検知

ICTの進化は、人々の暮らしを、より便利に、より安全にしてくれます。例えば、日常的な移動手段である自動車。タクシーやバスなど公共交通機関を利用することも自分でクルマを運転する機会もあるでしょう。

そんな自動車を利用しているときに注意すべきは交通事故です。とくに居眠り運転による交通事故は、高速道路でのツアーバス事故のように、重大事故につながる危険性が高く、国や自治体をあげて居眠り事故防止への取組みがなされています。

そんな取り組みにも富士通はICTで貢献しています。富士通研究所が実用化を進めている「眠気検知センサー」は、バスやトラック、タクシーなどを運転中のドライバーの「眠気」を検知するセンサーです。ドライバーの耳に取り付けるクリップ型脈拍センサーで、測定した心拍に関係の深い脈拍データをスマートフォンに送信。独自の心拍ゆらぎ解析技術で「眠いときに現れる脈拍のリズムの変化」をリアルタイムで検知する仕組みです。

この仕組みを使えば、ドライバーの眠気を常にチェックして、眠気を検知するとドライバーに警告を発したり、 眠くなりそうな予兆を検知して早めの休憩を提案するシステムを実現できます。

交通事故の原因の70%以上が居眠り運転などのヒューマンエラーによるものとされています。富士通は、眠気検知技術の開発を通じて、「事故を未然に防ぐ」ドライバーサポートシステムの実現を目指します。